ただただあなたが好きなんです !2 〜短編集〜

G #61 Nakai 「新婚生活」 ページ9

『ただいま』


ジャイアンツはビジター6連戦だったから
家に帰ってくるのは約一週間ぶり。

「おかえり〜、
ご飯にする？お風呂にする？」



なんて、俺が帰るとこう言いながらいつも
Aは出迎えてくれる。



『お腹空いたからご飯にするわ』


「今日の、大ちゃんのプレー凄かったね
めっちゃかっこ良かったよ‼︎」


『ほんまに〜？ありがとう』



「へへ笑。あっ、今日はね大ちゃんの
好きな唐揚げだよ」



『やった‼︎Aの唐揚げめっちゃ好き』





こんな感じで俺たちはいつもラブラブです。



俺はご飯を食べ終えお風呂に入った。



そして結婚するときに買った大きな
ベッドにAと寝転ぶ。




俺はAをギュッと抱きしめた。




「どしたの？」



『久しぶりやな〜と思って。』



「付き合ってるときから一週間会えないことなんてよくあったのに？」



『結婚したらさ、なんか変わった笑』



「寂しがりやになったね笑」



Aは俺を少し小バカに
するように笑った。



『Aは…さみしくなかった？』



「…さみしかったよ」




Aは目線をそらしてそう言った。



「でもね、大ちゃんが頑張ってる姿一番近くで見てるから…こんなことで寂しがってちゃ奥さん失格だよ」





そう言ってにぃと笑った。


俺は抑えてた感情が溢れ出した。



『ほんまに、可愛すぎるわ。』




俺はAに唇を重ねた。



『絶対幸せにしたるからな。』




「お願いします。」

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真紘さんリクエスト

本当に遅くなってしまい申し訳ありません

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