ローの焦燥2 ページ7
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ﾛｰ｢……！…わかってる……！！！｣
ローは悔しそうに顔を歪めた。
ﾛｰ｢っでも！俺の為にああなって、見てるだけなんてできねェよ……！！！｣
ﾄﾞﾌｨ｢…何か誤解をしているようだが｣
ドフラミンゴはため息混じり、ローを落ち着かせるように言う。
ﾄﾞﾌｨ｢アイツはそんな善人でもねェ。自分の為に、そうしたんだ。｣
だからお前のせいでも、為でもねェ。
ﾄﾞﾌｨ｢せめて救われたと思うなら、その体壊す様なマネはしねェこったな｣
ローはハッとして気まずそうに俯いた。
ﾄﾞﾌｨ｢Aの為に雇った医者ですら迂闊に手を出せない状態だ。お前にどうこうできる話じゃねェんだよ｣
わかったなら部屋行って寝ろ。という言葉を最後にドフラミンゴは待っていたディアマンテと共に部屋から消えた。
優しさでも慰めでもない、突き放した言い方は諦めが入り交じっていた。
しかしそれは、どんな誤魔化しよりも的確で、正確な、正しい最もな答えだった。
医療の基礎知識程しか持ち合わせていないドフラミンゴは、自分が妻の為に出来ることが無いということを知っていた。
諦め早く、潔く。
随分と淡白なものだ。
いや、海賊だからか。
ドフラミンゴにだってきっと、いちいちAを気にする余裕など持ち合わせていないのだろう。
別に妻が病弱だからといって常にそれで頭がいっぱいになる必要ないし、それがいい夫と言い切れる訳でもない。
微睡む視界と意識の中、ローはそんな事を考えていた。
ああ、ドフラミンゴに寝ろと言われたら、本当に眠くなってきた。
このまま眠ってしまったら、二度と目覚めないんじゃないか、と思ってしまうほどの強い眠気がローを襲う。
この大人数の
ドフラミンゴにとって、Aは何なんだろう。
その疑問を最後に、ローの記憶は途絶えた。
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ゆう(プロフ) - 設定からお話しまで大好きです！！ドフィ素敵！更新楽しみに待っています🥹 (2022年10月8日 16時) (
レス) @page25 id: 489a009a05 (このIDを非表示/違反報告)
9t9 - わー！白髭海賊団のお話からぶっ通しで読みました！受験生大変ね！lがんばって！ずっと更新待ってます！ (2022年9月11日 21時) (レス) @page25 id: f8f6fc2c71 (このIDを非表示/違反報告)
まつ(プロフ) - 血豆さん» 初めまして！ありがとうございます！嬉しいです〜💗更新頑張るので、是非引き続きよろしくお願いします❣️ (2022年8月24日 2時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
まつ(プロフ) - しろさん» わー！ありがとうございます！！！これから更新頑張るので、引き続きお楽しみください〜😭✨️✨ (2022年8月24日 2時) (レス) @page24 id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
血豆(プロフ) - 初めまして！読み始めたら止まらないほど面白いです！更新楽しみに待ってます♪ (2022年8月21日 0時) (レス) @page23 id: 07be9bf020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶灯まつ | 作成日時：2021年12月31日 22時
