おくさんの能力1 ページ26
＿＿＿＿＿＿＿
Aがファミリーの元へ戻ればいつものように皆心配していた。｢回復が遅くて心配した｣と聞けば、ドフラミンゴの横腹を殴ったのだった。
そして、変わったことがひとつ。
ﾛｰ｢……おい｣
ﾛｰ｢………………具合はどうだ。｣
ローがAの事を気にかけるようになったのだ。
躾こそ逃げるものの、確実にAに抱く嫌悪感は薄れていた。
『ローくんから……話し掛けてくれた…!!!』(；▽；)
Aはファミリーに会えて元から機嫌が良かったが、更に輪にかけてご機嫌調子になった。
＿＿＿＿＿＿＿＿
ローside
あの事件の日。俺達が帰ってからというものそれは酷いものだった。
ドフラミンゴは先に帰っていたようだが、俺達が帰って、コラソンの腕の中で目を瞑るAを見るやいなや俺でも感じる程の殺気を出していた。
コラソンは物怖じせずに【遅れた。ごめん】というメモと共にAをドフラミンゴに渡す。
ドフラミンゴは寝て起きないAを見て俺やコラソンに色々聞いてきた。｢能力を使ったのか｣とか。コラソンが大体答えていたが、あいつは能力者なのか？
そういえば、俺達を助けた時もあのピストル、何処かおかしかった。弾がピストルから出ても直ぐに消えるのだ。
ﾛｰ｢(なんなんだ？)｣
俺が考えても仕方の無いことだ。
一通りの説明を聞いてドフラミンゴは｢暫く目を覚まさないかもしれない。｣とだけ言ってAと共に部屋に戻って行った。
そしてそれから本当に一週間、目を覚まさなかったのだ。
アイツの体はそんなにマズイ状態なのか？
元から病弱だったのかもしれねェ。アイツは俺より一年代上のはず。痣を見ても珀鉛病はまだ初期段階。
じゃあ能力の副作用か？
そういえば海軍の基地に乗り込んで避けたりかわしたりするのは上手かったな……最後のピストルの構えも……
タダの箱入りじゃねェってことか……？
考えれば考える程正解が見えねェ。
何故アイツが俺達を見つけられたのか、助けられたのか、あんなに脆いのか。
嫌いな奴に助けられるってのは気分が良くねェ…だが今回のは間違いなく貸しだ。
ﾛｰ｢直接聞くしかねェな｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 460人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茶灯まって(プロフ) - 嫁子ちゃん。さん» ありがと嫁子ちゃーん!!!ちまちま更新です……相談！是非！どぞ!!!イラストは描けたら楽しい😎😎😎 (2021年10月12日 23時) (
レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - まっちん落ち着いたら是非！！無理しないでね☺️更新楽しみにしてるよん (2021年10月12日 20時) (レス) id: a99a4d7f0e (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - まっちん時間あるときイラストの相談させてー！！！私も練習して描けるようになりたい！！！ (2021年10月12日 20時) (レス) @page31 id: a99a4d7f0e (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - またきゅんしたら騒ぎにくるからね(^q^)w (2021年9月20日 1時) (レス) id: ed06bfeab3 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - 嫁子ちゃん。さん» ｳﾌﾌﾌﾌ…ぶち上げてますぅ…嫁子ちゃんのラブレt(((コメントしかと受け取ったぜい……( -`ω-)✧ (2021年9月19日 23時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶灯まつ | 作成日時：2021年9月3日 23時
