モビーにて8 ページ19
＿＿
ｻｯﾁ「なんだ！そういうことか……！！よかった……料理人としてこんなに嬉しい言葉はねぇよ……！」
サッチ、お前の泣き顔はいらない
ﾏﾙ「なんでサッチが泣いてんだよい……」
サッチが鼻水をすすってる時にマルコが食堂に入ってきた
ｲｿﾞｳ「遅かったな。親父と話し込んだのか？」
ﾏﾙ「いいや、隊の奴らがまたやらかしてねい…ん？……これまた随分と綺麗にしてもらったねい。見違えるようだ」
マルコは女の子を見るやいなやちょっと嬉しそうに感想を述べる。
そして女の子の頭にぽん、と手を置いて撫でだした。女の子は嬉しそうだ。
ﾊﾙﾀ「マルコ。オヤジには話してきた？」
ﾏﾙ「ああ……食べ終わり次第こいだとよい」
『……おやじ……？』
ｲｿﾞｳ「この船の船長だ。白ひげって聞いたことがあるだろ？」
『しろ、ひげ……』
女の子はこてんと首を傾ける。
ｻｯﾁ「まさか白ひげ知らねぇのか！？あの泣く子も黙る白ひげだぞ〜？」
ﾏﾙ「ほんとに知らねぇとは……いろいろ聞くことがありそうだねぃ……」
ﾊﾙﾀ「じゃあ、四皇とか七武海とかも聞いたことない？」
『ない……』
……僕達のあいだに沈黙が流れる
白ひげ、四皇、七武海を知らないということは相当の世間知らずということ。
新聞を読んだり、人の話を聞いたことがなかったこと。
つまり、女の子は今まで隔離されたところに相応長い時間いた事になる……それを、示唆していた。
ｻｯﾁ「…まぁ食え！！！遠慮はいらねぇからな！！！」
重たい空気を破ったのはサッチだった
ﾏﾙ「……そうだねぃ、まずは腹をみたせよい」
『ん…(モグモグ)』
＿＿
マルコside
綺麗にした少女は本当に見違えるようだった。
あんなにボロボロだったのに、今はもうそんなの見る影もない。
大丈夫そうだ、と安心し、思わず笑みが漏れた。
少女はあれから料理を黙々と食べ続けている。
あんな小さな体にどうやってあんな量の食べ物が入るんだか……
まぁ、元気があるのは何よりだ。
食べ物をおかわりするぐらいには気が楽になったんだろう。
ｲｿﾞｳ「マルコ」
ﾏﾙ「？イゾウか、なんだよい」
ｲｿﾞｳ「お嬢についてだが……」
イゾウはおれに耳打ちをしてきた。
その話の内容は少女の傷跡についてだった。
ｲｿﾞｳ「すべて傷は塞がってはいたがなぜ生きているのか疑うほど傷が深い。親父に伝えてくれ」
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茶灯まって(プロフ) - 瑠璃アゲハさん» きゃー！！！ありがとうございます！！！！続編もがんばって書いていきますね！！！ (2020年12月30日 17時) (
レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃アゲハ(プロフ) - こんにちは！いつも楽しませて頂いてます！夢主ちゃんにまだ謎が多いですが、更新毎回楽しみにしています！続編も頑張ってください！ (2020年12月23日 16時) (レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！素敵なお誘いですね！大変申し訳ないのですが、私はこの小説を取り敢えず第一に完成させたいです。ですのでこのお誘いはお断りさせていただきますm(_ _)m是非また機会がありましたら誘って下さい○|￣|＿＝3 (2020年12月12日 13時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？弟のｐｃを貸してくれまして。 (2020年12月12日 11時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます！ツイステ知ってます〜！軽くですがゲームもしてます！ (2020年12月12日 10時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶灯まつ | 作成日時：2020年12月9日 23時
