おつかれおれ…3 ページ39
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ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
ﾄﾞｵｫｵｵﾝｯｯｯ
『なんだなんだ、騒がしいなぁ』
もう少しで夕飯時、3時半を回った頃に前方に敵が現れた。
｢ありゃ最近ここらで噂の海賊か……！｣
『っしゃ！行くか！！！』
ｻｯﾁ｢馬鹿野郎。今日は俺達4番隊だ。お前は大人しく芋でも剥いとけ｣
おれは自信満々だったんだけど、今日は4番隊の戦闘の日。
『ちぇー……わーったよ……』
……
そうは言ってるものの、今回の相手は久々の億近い海賊団。少し手こずっているようだ。
『！なー、サッチ大丈夫か？』
おれは柵に座りながらかれこれ30分くらい戦闘を見ている。
サッチはまあこれはこれは鮮やかに敵を切り倒して行くんだが……
『あ！危ねぇ……!!!!!』
サッチは囲まれてしまった。あの短刀、手が回りきるだろうか。
『おれ行かねぇと……！』
ﾎﾞｳｯｯｯ
おれの真横を赤いものが音を立てて通過する。
｢！おい！！エース!!??｣
気がつけばエースはとっくに敵船の上、サッチの助太刀に入りつつ、敵を程々に倒していく。
ｻｯﾁ｢エース！｣
ｴｰｽ｢サッチ！無事か！｣
最近になって海賊の本望は奪うこと、つまり船を壊してちゃ、せっかくの宝船がパァになるって事をエース……いや、おれたちは学んだ。
ｻｯﾁ｢あァ！ありがとよ!!!!!｣
エースは炎で威嚇しながら、でもやりすぎないよう調整するのが上手くなってる。
『うわっ、羨ましい！おれも行きたい！』
おれは芋を剥いていたナイフを投げて、飛び降りようとする。
ﾏﾙｺ｢待て待て、もう終わる。あとは物資を運んで終いだよい。｣
マルコは今にも行っちまいそうなおれの首根っこを掴む。
『ｳｶﾞｶﾞｶﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ……』
必死に手足をバタつかせても結局足は空を切るばかりだし1歩も進まない。くそっ、大きくなったのに10歳児と同じ扱いしやがって……!!!!!
ｲｿﾞｳ｢……(猫……)｣
＿＿＿＿＿＿
それから結局おれは連れて行って貰えず、おとなーしく芋を剥いていた。そうこうしているうち、4番隊とエースがおかえりしてくる。
『……』
ｻｯﾁ｢いやーありがとなエース。助かったぜ。｣
ｴｰｽ｢気にすんな！｣
｢また懸賞金が上がるな、エース！｣
ｴｰｽ｢まーな！｣
和気あいあいとしているのがとてもとても…
ｴｰｽ｢……？どうしたA、腹壊したか？｣
『ｪｪｴｴｴｴｴエース!!!!!!!!』
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快斗 - ついに6作目ですね！めっちゃ好みです｡応援してます！ (2021年4月17日 0時) (
レス) id: 670a53b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - ぽんさん» 外し忘れてました…気をつけます！教えてくださり、ありがとうございます！！！助かりました。 (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - 三日月狐さん» ありがとうございます！！！できるだけ、もちろん無理のない範囲で更新していきます！ (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
三日月狐(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新めちゃくちゃ楽しみにしてるけど、無理のない範囲で頑張ってください！ (2021年4月16日 18時) (レス) id: 3509484858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶灯まつ | 作成日時：2021年4月16日 18時
