おつかれおれ…2 ページ38
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『ん……朝か』
丸い窓から差し込む光と波の音、遠くに聞こえる声に目を覚ます。
時刻を見れば昼過ぎ。そりゃ家族達の声もここまで届くわけだ。
『……ん゛〜』
Aには帰ってからすぐ空き部屋の部屋が用意された。他のクルーは一部屋数人で使うのだが、Aには特別、専用の部屋がある。
まあ、特に置くものもないので、酷く殺風景ではある。強いて言うなら誕生日で貰った物だ。それも大切に木箱に入れられ、決して表に出ることは無い。
見えるものといえば、木箱の上の布団、今日着る服、白ひげと家族のの立て写真。
あとはマルコから借りる分厚い本数冊。別の木箱には書類やらペンなどが入っている。
……とにかく、同じ性別の似た年代のナース達とは似ても似つかぬ、色気の欠けらも無い部屋なのは確かである。
『腹、減ったな……』
昨日は書類の整理をしていたらすっかり疲れてしまった。オマケに宴で白ひげにしこたま飲まされるときた、これは二日酔い不可避。
『頭いて……』
スッキリとは目覚めてないものの、窓の外は青々と、晴れているのが嫌でもわかる。
とりあえず、外に出て空気でも吸うか、と思いタンクトップの上にいつものシャツを着る。
髪をとかして結び、靴の踵を鳴らして廊下に出る。
ｴｰｽ｢ふぁ゛ぁぁ〜｣
すると、すぐ隣の部屋からエースが出てきた。
このフロアの一角は2番隊の位置。Aとエースの部屋は隣同士なのだ。
『エースも今起きたのか』
ｴｰｽ｢おー、おはよ。……腹減った……もう朝飯ねぇよな……｣
『今からサッチんとこにねだりに行こうと思ってたんだ。お前も来るか？』
ｴｰｽ｢おー、行く行く。｣
＿＿＿＿＿＿
Aside
エースと一緒に食堂に行けば、丁度サッチが洗いもんとか終わってのんびりしてる頃だった。
おれたちが来た途端、何をしなくちゃいけないか覚ったみたいですっげぇ顔してた。
でも、まぁ、ぶつくさ言いながらもうんめー飯を作ってくれるんだよな。
あ、もちろんパフェもついてたぜ!!
洗い物はおれたちでして、その後2番隊恒例の手合わせだ。
今のところ1日50戦おれとエース。
エースが24、おれが26。ふっふっふ、地味におれの方が強いんだ最近。
日によって変わるけどな……前はエース28おれ22……その前は27、23……あれ……？
まぁそうこうしているうちに、夕方んなって宴して……おっと、今日は客がいるみてぇだ
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快斗 - ついに6作目ですね！めっちゃ好みです｡応援してます！ (2021年4月17日 0時) (
レス) id: 670a53b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - ぽんさん» 外し忘れてました…気をつけます！教えてくださり、ありがとうございます！！！助かりました。 (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - 三日月狐さん» ありがとうございます！！！できるだけ、もちろん無理のない範囲で更新していきます！ (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
三日月狐(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新めちゃくちゃ楽しみにしてるけど、無理のない範囲で頑張ってください！ (2021年4月16日 18時) (レス) id: 3509484858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶灯まつ | 作成日時：2021年4月16日 18時
