エースという男8 ページ27
＿＿＿＿＿＿
ｴｰｽ｢お、お前…｣
エースは震える。
ｴｰｽ｢俺の事、信用してなかったのか…｣
ガックリと、肩を落として。
『えっ！？あ、いや、ち、違ぇけど！！！けどな！？』
Aはしょぼくれるエースの肩を掴んで説得する。
ｴｰｽ｢いいんだぜ、別に…慰めてなんか……くれなくたってよ………｣
『エース〜!!??』
ｴｰｽ｢……｣
『悪いって、そう意味じゃねくて……』
ﾌﾞﾌｯｯ
ｴｰｽ｢ぎゃはははは!!!!!!!!なーんてな！ばかやろー！｣
オロオロしながら懸命に弁解するAを可笑しく思ったエースは涙をうかべながら笑い、呆気に取られるAの肩をどつく。
『おっおぉ〜？』
ｴｰｽ｢……まぁ、そりゃよかった。｣
ｴｰｽ｢俺たち、意外と良いコンビなのかもな？さっきの戦いも今までとは全く違う感触だった。｣
『おれも感じた！エース、お前が何か変わったからか？』
ｴｰｽ｢まじか？俺はお前が全く違って見えたけど……｣
＿＿＿＿＿＿
数日後。
結局最終日までナルが白ひげ海賊団を訪れることは無く、A達は海へ出る。
ｵﾔｼﾞ｢出港だぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!!｣
ｵｵｵｵｫｫｫｫｵ!!!!!!!!!!!!!!!
『…』
ｴｰｽ｢よ、A｣
『エース！』
ｴｰｽ｢あいつ、結局来なかったな。｣
『…あァ。あれから森に行っても、会えなかった。』
ｴｰｽ｢ま、もう治って海に行ったのかもしれねぇしな。｣
『そ、だな。』
Aには、少し気がかりだったが今更船を戻すことは出来ない。そう思ったその時。
｢海に子供が浮かんでるぞ!!!｣
ｴｰｽ｢！｣
『！？』
2人ともとにかく焦って声のした方へ向かう。
数人の魚人の仲間たちが船から降り、浮かんでいる子供を助けに行く。
『え、エース…』
ｴｰｽ｢…違う。多分、あいつじゃない。大丈夫だ。｣
2人は能力者、子供が引き上げられるのをただ見守った。
程なくして、子供と共に仲間たちが戻ってくる。
｢ハァッハァ…こいつだ。…まだ、７、8歳だな。｣
駆け寄れば、それは見覚えがあった。
『!!!!!』
青い皮膚に黒い髪、青い肌はまるで死体のようだった。…いや、彼は実際死んでいた。肌の青さはスカイブルーではなく、コバルトに近かった。
ｴｰｽ｢な、ナル…｣
ﾏﾙｺ｢＿!!!こいつは…魚人じゃねぇかよい！｣
『おれたちが、島で会った…子供だ。…友達だ』
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快斗 - ついに6作目ですね！めっちゃ好みです｡応援してます！ (2021年4月17日 0時) (
レス) id: 670a53b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - ぽんさん» 外し忘れてました…気をつけます！教えてくださり、ありがとうございます！！！助かりました。 (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - 三日月狐さん» ありがとうございます！！！できるだけ、もちろん無理のない範囲で更新していきます！ (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
三日月狐(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新めちゃくちゃ楽しみにしてるけど、無理のない範囲で頑張ってください！ (2021年4月16日 18時) (レス) id: 3509484858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶灯まつ | 作成日時：2021年4月16日 18時
