エースという男5 ページ24
＿＿＿＿＿
Noside
ｴｰｽ｢火拳!!!!!｣
｢ぐぁあっっ｣
『
火拳で生じた炎の影、ぬうっと大きくなり、大量の敵の背後をとる。
｢……は？｣
『
｢ぎゃぁぁぁ！！！！！｣
巨大な影はやがて狼になり、大量の狼は敵に襲いかかる。
｢あのマーク…白ひげの船の野郎だ…!!!｣
｢にっ、逃げろぉお！！！！！！｣
＿＿＿＿＿＿＿
それからきっちり10分後
『ハァハァ……』
ｴｰｽ｢…大丈夫か！｣
『あァ！…だが、早くしねぇと次は海軍が来るぜ！』
ｴｰｽ｢そりゃ勘弁だな。いくぞ！！！｣
『お前も来い！！！』
？｢わっ｣
Aは隅で震える魚人の少年を横抱きし、走り出す。少年は到底立ち上がることが出来る足ではなかった。
路地をぬけ、置いた荷物を背中にかけ直すと人気のない所を目指し走る。
？｢うわぁあ！！！｣
＿＿＿＿＿＿
着いたのは森の中。エースは森には慣れているようであっというまに隠れやすそうな場所を見つけた。
ｴｰｽ｢ここまでくりゃ、大丈夫そうか？｣
『そーだな…』
大きな木が空洞で、その上にカーテンのような草がある。これはバレなさそうだ。
『しかしひでぇ傷だ』
Aはまだ震えている少年に視線を合わせ足を触る。
？｢ひっ｣
少年は怯えた声を出す。
『あ、悪ぃ…』
『でも、とりあえず治療しなくちゃだからな。痛いと思うが、足だしてくれ。』
？｢！｣
ｴｰｽ｢大丈夫だ。すぐ終わるぜ、俺が笑わせてやるよ！見てろ？俺の指先からは炎が…｣
『木が燃えるだろ！やめろ！』
ｴｰｽ｢えっ、わ、悪い悪い!!!!!｣
少年はエースとAの茶番を見て、恐る恐る話しかける。
？｢ぼ、ボクのコト、怖くないの……？｣
少年は自分の肌が青い事を隠すように肌を布で隠す。
『は？怖かねぇよ。おれの家族にもいるし。な？エース』
ｴｰｽ｢そーだな。アイツらすげーんだぞ？海ん中じゃきっと誰にも負けねえ。｣
エースは目をキラキラさせる。
？｢家族ってことは2人とも実は魚人なの…！？｣
『あー、違ぇな。でも家族だ。血は繋がってねぇけど』
ｴｰｽ｢まあ、心配すんな。俺達はお前に危害を与えるつもりは一切ないんだ。｣
？｢…うん｣
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快斗 - ついに6作目ですね！めっちゃ好みです｡応援してます！ (2021年4月17日 0時) (
レス) id: 670a53b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - ぽんさん» 外し忘れてました…気をつけます！教えてくださり、ありがとうございます！！！助かりました。 (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
茶灯まって(プロフ) - 三日月狐さん» ありがとうございます！！！できるだけ、もちろん無理のない範囲で更新していきます！ (2021年4月16日 19時) (レス) id: 14d735e2d0 (このIDを非表示/違反報告)
三日月狐(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新めちゃくちゃ楽しみにしてるけど、無理のない範囲で頑張ってください！ (2021年4月16日 18時) (レス) id: 3509484858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶灯まつ | 作成日時：2021年4月16日 18時
