2 事情 ページ5
No side
生徒会のメンバーには大事な仕事をするのでしばらく生徒会室を開けるように言っておいた。
誰も入って来ることのないように扉にロックをかけ、
「詳しい事情を聞かせて貰いたい」と切り出すと、
緑色の方の小鬼の方が話し始めた。
緑小鬼「われらは公務の休憩時間にお昼寝をしていたのだ」
「そうなのだ！」
と白色の方の小鬼も相づちをうつ。
緑小鬼「そして起きたらここにいたのだ」
ラント「そうだったのか。でもなぜ私について来ていたんだ？」
白小鬼「ここがどこかわからなかったのでとりあえずわれらの姿が見えるお方を探していたのだ」
緑小鬼「そしたらわれらのご主人様と同じ声を
したあなた様を見つけました！」
ラント「なるほど。少し聞きたいのだかお前達は妖怪と呼ばれる類のものか？」
緑小鬼「そうなのだ！われの名は風神！」
白小鬼「われは雷神！」
ラント「古くからの歴史に名を残す神か……」
風神「どうか我らを助けてくださいなのだ」
雷神「お願いなのだ！」
ラントはしばらく考えていた。
この妖怪達を保護すればYSPクラブと同等の力を得ることができるかもしれない
たが、度重なる激務に疲労を抱えていたラントは気がついたら
「お前達は書類関係の仕事はできるのか？」
と聞いていた。
「できるのだ！」
風神「われらは元々こういう関係の仕事をしていたから問題ないのだ！」
雷神「助けてくれるお礼としてぜひ働かせて貰いたいのだ！」
ラント「では、これからよろしく」
風神「あいわかった！」
雷神「がってんしょうち！」
P.S:ラントは本人達の希望で風神をフウ、雷神をライと呼ぶことにしたのだった。
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てるみん(プロフ) - アサリさん» 読んでくださってありがとうございます！しばらく更新出来ていなかったのですが、これからはぼちぼち更新していきたいと思いますので、ぜひ続きを楽しみにしてくださいませ^_^ (2021年4月4日 4時) (
レス) id: d15210a966 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - これ最高でした！この続きを書いてください (2021年3月21日 21時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - レン元瑠偉さん» ラントくんかっこいいですよね！更新頑張ります！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!! (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - そら*フィアさん» 更新頑張ります！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てるみん | 作成日時：2020年4月15日 4時
