9 相談Part2 ページ16
YSPクラブ side
森田「………」
小間「先輩 そこをどうにか！」
ジンペイ「お願いだ！」
メラ「頼む」
森田「わかったよ。ただちょっとみんなには気をつけて欲しいことがあるだけだ。」
メラ「気をつけるって何をだ？見つからないようにすればいいんだろ？」
森田「それもそうなんだけど…」
フブキ「大丈夫、約束は守るわ。」
森田「なら話すよ。君達が生徒会室に入るのにうってつけの時間帯があるんだ。」
小間「時間帯？」
森田「そうそう。生徒会室は情報機密だから掃除も生徒会メンバーが当番制でやってるんだけど、今週の当番が僕なんだ。
もう1人いるんだけどその1人が風邪で休みだから復帰するまではは僕1人でやらなくちゃいけなくてね。」
ジンペイ「ふむふむ」
森田「その子も明後日には復帰できるようだから、調査するなら明日しかチャンスがないんだ。」
フブキ「なら決行は明日にしましょう。」
マタロウ「賛成！」
メラ「でもなんでこんなに俺達に協力してくれんだ？バレたら処罰を受けるかもしんねーのに。」
ジンペイ「そうだ。協力してくれるのはありがたいけど、そのせいで先輩が怒られるのは嫌だ。」
森田「これはまだ僕が1年生だった時の話なんだけどね…
ヒーローもののくじでフィギュアを当てたんだ。
その時僕は迷惑な客にフィギュアを寄越せって絡まれて困っていた。
そしたら列に並んでいたマタロウくんが
「そのフィギュアは当てたこの人のものだ！マナーを守らないあなたがいるからみんな迷惑してるし、この人だって困ってる。恥ずかしいと思わないんですか？」って庇ってくれたんだ。
おかげでフィギュアは無事だったし、あの時庇ってくれたマタロウくんには感謝しかないよ。」
マタロウ「森田くん！」
森田「おかげでマタロウくんといういいオタク仲間が出来たからね。僕は恩返しがしたい。
あの時出せなかった勇気を今度こそ出したいんだ。」
マタロウ「先輩………よろしくお願いします！」
森田「絶対に成功させよう！」
一同「おおー!!」
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てるみん(プロフ) - アサリさん» 読んでくださってありがとうございます！しばらく更新出来ていなかったのですが、これからはぼちぼち更新していきたいと思いますので、ぜひ続きを楽しみにしてくださいませ^_^ (2021年4月4日 4時) (
レス) id: d15210a966 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - これ最高でした！この続きを書いてください (2021年3月21日 21時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - レン元瑠偉さん» ラントくんかっこいいですよね！更新頑張ります！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!! (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - そら*フィアさん» 更新頑張ります！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てるみん | 作成日時：2020年4月15日 4時
