《暗殺教室》鬼ごっこの始まりだ《磯貝悠馬》 (ページ4)

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二話ページ4

【A視点】

目を覚ましたのは…本校舎の教室、A組の中だった。
今は夜だったから、A組の人達は誰も居ない。

その代わりに、周りを見るとひなたと磯貝君が居た。
まだ気絶しているのか、硬く目を閉じていた。

私はそんな二人を軽く揺さぶって、
「起きて、ひなた、磯貝君」
と言った。

その一言で、この前寝起きがいい、と言ってた二人は即座に起きた。
「おはよう」
「おは～、ここは？」
と二人は言った。

「ここは本校舎、A組の教室だよ」
と言う前に、放送が流れた。

「やっと起きましたね、磯貝君、岡野さん♪」
と、楽しげに言った。

「さて、君達にはこれからゲームをしてもらいます。ルールは簡単！鬼から逃げ切れば勝ちです！」
それくらいなら、鬼ごっこをするくらいで簡単だ。
「ただし！負けたら…死にます！」
と、謎の声は言った。
とても楽しそうな感じ。

「では、1分後に鬼が動き回ります！あ、逃げる場所は校舎内とE組校舎内、途中の山、裏山です！このゲームは人が一人になるか7日経つまで終わりません！…では、スタートです！」
と謎の声が言った。

「待って！なんでこんなゲームをしないといけないの！？」
とひなたが問いかけるけど、謎の声は返答しなかった。

「とりあえず逃げよう、ひなた、磯貝君。ここに居ても拉致があかないよ？」
「そうだな。じゃあ…とりあえず隠れることの出来そうな図書館でも行くか！」
「人数はどうする？三人で行動した方がいいと思うけど…」

とみんなは言った。
「じゃあ、図書館に行こう、三人行動で。1分までにA組からは…走ればいけると思う。じゃあ行こう」