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翌朝 ページ48

『あぁぁぁぁ、腰痛い!


痛いよぉ、良平さん!!』


今朝起きて立ち上がると久しぶりということもあり、かなり腰にきていた。


「うるさ〜い、俺はほどほどにやってたよ?


だけどもっととか言ったのはAでしょ?」


そっそんなの覚えてないし!


気を失ってたし!!


『む〜……。


よしっ、今日は極力動かない!


というわけで良平さんご飯作ってください!」


良平さんは一瞬嫌そうな顔をしたけどしょうがないと言わんばかりにキッチンに向かった。


わたしが喜ぶと、もっとイラついた顔をした。


ーーーーーーー

『わ、良平さんのミートソース好き〜』


今回良平さんが作ってくれたのはミートソースパスタ。


見た目からしゃれおつ。


わたしには作れないね。


「それはよかった。」


さっきとは全く違う笑顔を見せて、席に着く。


『いただきます』


フォークでパスタをまいて食べる。


相変わらずの美味しさ。


「あ、ソースついてる。」


口にソースがついていたみたい。


テッシュで拭き取ろうとすると、良平さんがソースがついていると思われるところを舐めた。


『……は?


真昼間っからなにやってんですか……』


良平さんは不思議そうに、


「女の子ってこういうことされると照れるんじゃないの?」


と言った。


生憎、わたしはそんな女の子ではない。


「ま、いっか。昨日は可愛かったしね!」


わたしはどちらかと言うとそっちの方が恥ずかしい。


『……』


「……」


少しの無言が続き、良平さんが不安そうに言った。


「最低なことしちゃったけど……、これからも好きでいてくれる?」


『もちろんです。


そういう良平さんはどうなんですか。』


「俺も……だよ。」


そして2人で笑いあった。


こうやって過ごすだけでも幸せだなぁと思う。


……また、新たな災難が降り注ぐなんて、思いもせずに。

続編だよ〜→←どうする?



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れいれい(プロフ) - 咲姫さん» ありがとうございます〜!そしてすみません、昨日に作れなくて……!頑張って早めに作ります! (2016年9月11日 9時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - 続編まで作っていただけるなんてすっごく嬉しいです!!続編が出来たらこれからもっともっとこの小説が待ちどうしくなりますねー(笑)(*´ ˘ `*) (2016年9月11日 0時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
れいれい(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!なるべく更新速度上げたいと思います! (2016年9月10日 20時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
アリス - この小説がとても大好きで更新を楽しみにしてます!!!! (2016年9月10日 16時) (レス) id: 2723d2a420 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - そんな事があったなんて知らなかったです!今日は更新してくださりありがとうございます!!今回のお話もすっごく面白かったです!これからも頑張って下さいね!!毎日楽しみに応援しています(*´ ˘ `*) (2016年9月8日 23時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れいれい | 作成日時:2016年8月20日 22時

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