大型わんこ。【桃×青】 (ページ13)

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｀じゅうにページ13

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青「 … なあ、望。離してほしい」

桃「 … 」

そう言うと素直に離れたと思ったら手で顔を覆ってる望。

青「 … 何してんの」

桃「今本間に阿寒顔してるから、めっちゃ不細工やから、」

青「何やそれ見せろ」

無理矢理望の腕を外す。

と、顔が涙やら鼻水やらでぐしゃぐしゃ。

いつそんな泣いた？

青「ぶさいくやなあ」

桃「ほら！そうやん！」

もう流星嫌いなった、とまた顔を覆う望がちょっと可愛い。

青「そっかそっか」

桃「嘘！嘘やから！大好き！」

うん、可愛い。その大好きが友達としてなのが辛いけど。

青「お腹減った…田中んとこ戻らな」

桃「田中？誰？さっきのやつ？仲ええの？」

青「めっちゃ聞くなあ … あんま喋った事ないから」

桃「でも向こうは流星のこと呼び捨てしてた」

青「まあ男ってそんなもんやろ」

桃「ふーん、でも俺真桜ちゃんの事呼び捨て出来ひん」

ここに来て彼女の名前出すんか、こいつ。

青「それは、女と男やと話変わってくるし」

と至って冷静に返すとそっかあ、と間の抜けた返事が返ってくる。

桃「流星もさ、好きな人とか出来たらおしえてな？俺全力で協力する！」

… 俺の気持ちなんて知らずに言うてくるから余計にタチ悪い。

青「ありがとうな」

そう言えばうん！と元気な返事。耳と尻尾が見えた気がする。

これはもう完全なる犬。

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Dangerous！という桃青メインの作品を誠に勝手ながら削除させて頂きました。理由は話が全く思い付かず更新が止まってしまう事です。大型わんことぼくのきもちの作品についても多分無いとは思いますが削除の可能性がありますのでご了承下さい。