番外編1年A組の野生児 (ページ4)

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個性事故① - 4 ページ4

相澤side

朝登校したAをばーさんのところに連れて行き、しばらくしてからAにかかった個性の持ち主らしい親子が雄英にやってきた。どうやらお金持ちのお嬢さんだったらしい、色々コネがあて雄英に入れたそう。

少女「お姉さん怒ってるかな？」

不安そうに聞いてくる

相澤「朝はいつも通りだったからな、大丈夫だよ」

相澤「今Aは念の為保健室に行かせているので呼んできます。そろそろ終わってると思うので、ここでお待ちください」

少女母「ありがとうございます」

保健室にいるAに声をかけ待っている二人のところに向かう

いつも興味のない人は適当にあしらうAに不安はあったがAは意外に子供の相手が上手いようだった、さっきまで不安そうにしていた子が今は楽しそうに笑ってる

Aもいつもより柔らかく笑っていた、そんな顔できたのか…

なんて思っていると

心操「A？」

『あ、人使』

普通科の心操人使こいつらはよく一緒にいる、中学が同じで仲がいいらしい

仲よさそうに話している二人を見て少しモヤっとして大人気ないが少し早いのに心操を教室に戻るよういった

『じゃあな』

なんていうAの尻尾は下がっている

そんなに悲しいか

積もるばかりのモヤモヤを誤魔化すようにAの手を引いて教室に向かう、掴んだ瞬間ピンと立った尻尾に少しばかり気分が良くなった