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※続き
『意味わかんねぇ、なんでそのプレイヤーとやらがが関わらなきゃいけないんだよ』
サー「君の世界のニンゲンが持ってる力は決意の力、セーブ、ロードにリセットそしてプレイヤーはそれに加えてもう一つ、“混合”という力がある、これは君の世界独自のものだよ。」
『その力が歪みを治すのとどう関わってくるんだよ』
サー「この歪みの原因は、君たちサンズやパピルスのストレスによるもの、ほら君たちも言ってただろう“時空が歪むのは誰かが不満を感じてるからかもしれない”って」
インク「た、確かにそれならドリームの調子が悪いのも納得だ!」
サー「ストレス解消の方法で君たちに合うと思ったのは、周りに吐き出して、理解者を増やすことこれがいいと思ったんだ。
A君、君は皆の悩みを理解、共感できる」
『…』
何を言ってるんだと顔を顰める、周りも同じようで不思議そうな顔をしてこちらを見ている
サー「あぁ、そんな顔しないでおくれ、信じないというのなら…そうだね…ナイトメア君悪いがAに触れてみてくれないか」
ナイ「は?なんで俺がそんなことしなきゃいけねぇんだ?断る」
サー「はぁ…なら近づくだけでもいい、おいでA」
『嫌だ』
サー「全く反抗期かい?いいから来なさい」
気づくと音もなく後ろにサーが居り、ナイトメアの近くに寄せられた
『クッソ…なんなん、だ…』
すると(俺)の衣装は黒に包まれ、顔からグープが垂れて(俺)の右目を覆った、背中からは触手が数本生え、目の白かった部分は黒に染まった
『い、いきなり何しやがった!クソ親父!!こうやってコロコロ変わるのは苦手なんだ』
サー「お分かりいただけたかな?」
いきなりの変化に苛立つ中、周りに目を向けると皆が目を丸くしてこちらを見ていた
インク「え?え?何、何?」
ナイ「ほう?」
サー「A君は、君たちと同じ苦しみ悩みを全て経験している」
『…』
何を言い出すんだ…
サー「時には飢餓に苦しみ」
気づくと(俺)はまた移動しており、頭が割れるように…と言うより割れそれに加え空腹によりひどい腹痛と吐き気に襲われた
目の前には最初に話しかけてきた頭の割れたホラーと名乗ったスケルトンが驚いた顔でこちらを見ていた
『はっ…うぅ…』
※続き
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作者名:ハード | 作成日時:2022年12月23日 22時