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そう吐き捨てて店を逃げるようにして出ようとする馬鹿を重力操作で拘束する
迷惑客「グッ…‼︎‼︎」
『別に逃げたっていいけどさ、さっきの話はグリルビーが聞いてるんだ、（俺）らが飲んで金払わずに出て行ったら請求はお前に行くぜ？グリルビーは食い逃げに甘くない、オーケー？』
迷惑客「ヒィ‼︎‼︎」
重力操作を解くと男は一目散に逃げていった
『ダッセー』
ｻﾝｽﾞ「お前さん…すごいな…(怒らせたらやばそうだな…)」
ﾏｽ「結構やるなお前(ボスとは違う意味でこえぇな…)」
『はは、（俺）なんかより怒ったグリルビーの方が怖いぜ』
常連達(「どっちもこえーよ…」)
『とりあえずなんか食おうぜ』
ｸﾞﾘ「毎回悪いな、追っ払ってもらって」
『気にすんなよ、その後のお前しおらしくて面白いから』
ｸﾞﾘ「ぶっ殺すぞ」
ｻﾝｽﾞ「oh…ここのグリルビーは、口悪いな…」
ﾏｽ「俺のところはこんなもんだぜ」
ｸﾞﾘ「！…」
翻訳鳥「あーグリルビーが「お客様初めてのご利用ですね」だってさ」
『お前人見知りすぎるだろ、（俺）の連れだしめんどくさいから普通に喋れよ』
ｸﾞﾘ「…ハァ…何食うんだ」
『（俺）バーガーのケチャップ、マスタード多め、野菜抜きで』
ｸﾞﾘ「いつも言うけどな、それ体に悪いぞ」
『いいんだよ、お前らは？』
ｻﾝｽﾞ「オイラもバーガー、ケチャップ多めとケチャップボトルで」
ﾏｽ「俺もバーガー、マスタード多めとマスタードボトルで」
ｸﾞﾘ「お前ら不健康の権化かよ」
あ、もう吹っ切ったなこいつ
文句は言いながらも厨房に入ったグリルビーが戻ってくると器用に皿に乗ったバーガーを三つ持ってきた
ｸﾞﾘ「ほらよ」
久しぶりに見たグリルビーズのバーガーにホッとしながら両手で掴みかぶりつく
『相変わらず美味いな』
ｸﾞﾘ「バーガーが美味いっていうのはお前だけだよ…死ぬほど口にケチャップ付いてんぞ」
呆れたようにそういうと口についたケチャップを取ってくれた
『なんだ、不味いって自覚あんのか…じゃあなんで売ってんだよ』
ｸﾞﾘ「お前が食うからな」
『そりゃどーも』
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作者名：ハード | 作成日時：2022年12月23日 22時
