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面倒な気持ちを隠すように笑って迷惑客達とグリルビーの間に入って話しかける
『アンタらみない顔だな、都のお客さん?』
迷惑客「あ?当たり前だろ…って女か、なかなか可愛い顔してるじゃねぇか、俺の七番目の妻にしてやってもいいぜ?」
既に少し飲んだのか少し顔が赤い
『ハッ、冗談じゃねぇ…テメェみたいな迷惑男金がなきゃ女もよってこねぇだろ?』
迷惑客「はぁ?お前…馬鹿にしてんのか⁉︎」
『実際馬鹿だろ、ここは都じゃねぇんだ賭けでの支払いは常識習って使え、テメェのせいでスノーフル唯一のカジノバーが無くなったらどうしてくれんだ』
グリ「…」
翻訳鳥「グリルビーが「A人のこと言えないだろ」だってさ」コソッ
『うるせー、助けてやってんだから文句言うな』コソッ
迷惑客「お前…俺をコケにしやがって…俺が都でどれだけのカジノで勝ってきたと思ってる?」
『さぁな、ここまで噂が来ないってことはたかが知れてるんじゃないか?』
マス「お前、結構挑発するな…」
サンズ「なぁ…オイラまだ死にそうなんだが」
迷惑客「そこまで言うなら俺と勝負しろよ!お前が負けたらお前自身をもらうぜ?家に帰って俺の凄さを分からせてやる」
『キッショ…自分が勝つより相手が負けた時の話を捨てる時点でテメェの性格クソだってことわかるぜ、ならそうだな…(俺)が勝ったら(俺)らが今日飲む分の酒代払えよ、ちゃんと金で』
迷惑客「いいぜ?どうせ俺が勝つ」
『…あっそ』
しばらくして……
迷惑客「だぁぁぁぁ、なんでだ⁈なんで勝てない‼︎‼︎」
『うるせーな…』
(俺)に勝てないからとさっきからギャアギャアうるさいなこいつ
一緒に来ていた女達は途中で呆れ帰ってしまった
迷惑客「お前イカサマしてんだろ⁈」
『テメェに言われたくねぇな、ダイスさっきから自分のターンで変えてるくせに』
迷惑客「(ば、バレてた?)」
『ってことで、今日はこいつの奢りだ〜皆飲め〜!』
迷惑客「は?お前と後ろの2人だけだろ⁉︎」
『(俺)らの分って言ったんだ、その“ら”に誰を含むかは(俺)の勝手だろ?』
迷惑客「ノーカンだ‼︎‼︎俺は払わねぇぞ‼︎‼︎」
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作者名:ハード | 作成日時:2022年12月23日 22時