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インク「やっと僕も来れた〜!」
『遅イ』
インク「ごめんよ〜」
サンズ「お前さんたち来たのか」
マス「随分遅かったじゃねぇかよ」
インク「皆の事元の世界に返すの忘れててさ!」
インクが完全にこちらにポータルに入ったのを確認し、元の姿に戻る
見知った世界に戻るもそこにはかつての賑わったスノーフルがあった
ちゃんとリセット…されたみたいだな
『久しぶりに来た気分だ…ま、ようこそ、(俺)の住む世界へ』
(俺)がそう言うと、インクはおそらくここの座標だと思われる数値をメモした
インク「じゃ!4人とも楽しんでね!あ、これオリジナルとフェルの世界の座標ね!」
それは、4人を帰すのも(俺)の仕事にしてるよな?
文句を言おうと思ったら、インクに座標の書いた紙を押し付けられ足早に行ってしまった
『ha、いつかシバく…』
サンズ「アンタ結構バイオレンスなんだな」
『…あっちよりかマシだぜ』
(俺)が指を指した方向を見ると、マスタードがエッジに踏みつけられて怒鳴られている
サンズは咄嗟にパピルスの目を塞ぎ、(俺)に耳を塞いでくれと頼まれた
疑問は抱きながら一応耳と思われる場所を塞いだ
『耳ないけどな、アンタらスケルトンだし』
サンズ「まさか!“トン”でもないぜ、ほらここにあるだろ」ツクテーン
『haha、全く見えないな、見るためには“コツ”でもいるのか?』ツクテーン
サンズ「!なかなかいいセンスだな、兄弟が聞いてなくてよかったよ、もし聞かれてたらそのまま説教コースだ」
『oh、それは“骨”が折れるな』ツクテーン
サンズ「wwwwアンタ気に入ったぜ」
パピ「ニェー、さっきから皆何を話してるのッ!」
サンズ「あぁ、悪いなパピルス」
向こうのフェル組は置いておいて、仲良さげに話すサンズとパピルスを見ていたら、余計にソフトが恋しくなった
リセットされたのなら…ソフトも居るってことだよな…
『とりあえず家に帰りたい、あんま離れるなよ、最近見慣れないやつは警戒されるんだ』
最近とは言ったものの記憶的にはだいぶ前だが
幸いスノーフルはそこまで広くない、久しぶりの我が家にはすぐに到着した
パピ「俺様の家とそっくりだね!」
サンズ「そりゃあな」
エッジ「フム、ここに来るまで見た建物はなかなか豪華なものが多かったが、それに比べると質素なものだな」
マス「所々、ここよりボロい建物もあったな」
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作者名:ハード | 作成日時:2022年12月23日 22時