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サー「そう言わずに、だってマイナスかけるマイナスは」
サーがそう話している間にエラーが消え
サー「プラスだろう?」
エラー「?!」
Aの上に落ちた
『っ_痛っテぇ…なんダヨ…』
上から降ってきたエラーと目が合う
エラー「『ハ?』」
『ナ、なんデ…』
エラー「バグらネェんダ?」
サー「あぁよかった、バグったらどうしようかと思ってたんだ、さっきも言ったけど、マイナスかけるマイナスはプラスってだけだよ、まぁ、A君のバグがエラーのバグを元にされたものだってのもあるけど」
エラーは初めてのことにポカンとしている、未だAの上から退いていない
『…ナぁ、退イてクレねぇカ?』
エラー「ア?…あ、アァ」
エラーが離れ、元の姿に戻った時サーの体が歪み始めた
サー「おっと…悪いね、A君、私はそろそろ行くよ、無理やりここに来たから不安定だったんだ」
『はっ、ちょ、待てよ』
サー「頑張ってね」
最後にそう一言言うとサーは帰って行った
『…自己中かよ、アイツ』
大人数が集まる中一番騒がしいやつがいなくなり、なんだか気まずい空気が流れた
『あー、とりあえず…誰か話をまとめてくれ』
(俺)の一言でドリームがハッとして、さっきの話の要点をまとめてくれた
サンズ「つまり…オイラ達はお前さんと仲良くなればいいのか?」
『アンタらはそれでいいのか、さっき(俺)がサーに言ったのはほぼ投げやりで(俺)が勝手に言ったことだ』
サンズ「オイラは別に、他に方法もなさそうだしな」
ハニー「俺も特に嫌とかそういうのは無いかな〜」
マネー「僕は不利益被らなければ別にいいけど〜あ、逆に仲良くして欲しいならお金払ってくれてもいいよ?」
エピ「俺も、歪みに気づいてから自分で調べてはいたんだ、確かにこれが最善策だと思うぜbruh?」
フレ「面白そうじゃねぇか!」
各々の返答を聞く限りOKという考えでいいようだ
インク「じゃあとりあえず、AのAUの事、A自身の事を僕たち知っておいた方がいいと思うんだ、Aのことに関しては僕とドリームは補助に回るよ!…僕Aに触れないし」
ドリ「Aの世界はどんな感じなの?」
『どんなと言われても…どの要素が(俺)の世界特有のものか分からないからな、さっき見せたみたいに世界のルールが頻繁に変わるってことだけは言えるが…』
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作者名:ハード | 作成日時:2022年12月23日 22時