1年A組の野生児 (ページ34)

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緑谷「僕三票ーーー!!!?」

爆豪「なんでデクに!!誰が!!」

瀬呂「まーおめぇに入れるよかわかるけどな！」

飯田「一票入っている！一体誰が!!」

俺だけだったのか、まぁ正直誰でも(峰田以外)良いけど

八百万「て事は他に入れたのね…」

砂藤「おまえもやりたがってたのに…何がしたいんだ飯田…」

騒がしい…

相澤「じゃあ委員長緑谷、副委員長八百万だ」

相澤先生は起きたのか寝袋から出ながら話を進める

皆(－爆豪)も異論は無いようで納得している

なんやかんやあって昼休み

今日は母さんが朝から仕事で居なかったから飲料ゼリーを持ってこれた食堂で食うのもアレだし校舎裏にでも行くか

『…』ｼﾞｭｰ

食べ終わったしちょっと寝るか

「にゃー」

ん？

『！』

ぼーっとしているとここらに住んでいるのか野良猫が寄ってきた

撫でて欲しいのかごろんとお腹をみせるように横になっている

『お前随分人馴れしてんのな、誰かに餌でももらってんのか？』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

頭を撫でながら猫に話しかける

「にゃうー」

『ははっ可愛いなーお前』

なんて猫と戯れていると

ウウーーーーー!!!

大きな警報がなりそれと同時に校門の方が騒がしい事に気づいた

「ヴー」

『うるさいな、お前の方がよく聞こえるよな、嫌だよな』

いきなり鳴り出した警報と騒がしい声に吃驚している猫の耳に手を当てなるべく聞こえないようにする

『嫌じゃ無いならこうしていよう』

「にゃーう」

この警報と校門の騒ぎ無関係と思う方が難しい

『俺はちょっと向こうに行くがこのまま一緒に来るか？』

「にゃ」

これでも猫の端くれと言ってもいい個性、何を言ってるのかは個性を使わずとも大体理解できた。おそらく一緒に行くってことだ

『じゃあ頭に乗ってくれ耳を塞いだまま抱っこは難しい』

抵抗せずに頭で大人しくしてるため意味はあっていたんだと思う

『行ってみようか』

猫を頭に乗せこの騒ぎの正体に向かった