1年A組の野生児 (ページ30)

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※続き

相澤「A俺のこと知ってたんだな」

『？何がですか？』

相澤「初日の話だ」

『あーまぁファンですし』

相澤「それ以前に知ってることが珍しいだろ」

『いや探せばそれなりにいるでしょう』

相澤「どうだかな」

あ、そういえばサイン欲しいんだった言ったらくれるかな

『俺好きなヒーローイレイザーヘッドとプレゼントマイクなんですよ』

相澤「いきなりなんだ、それになんでそのチョイスなんだ…」

『さぁ？で受験の時プレゼントマイクにサインもらったんですよ』

相澤「何がいいたい」

『先生のサインも欲しいです』

相澤「…」

やっぱ駄目か？と思いやっぱりいいと言おうとした時

相澤「ま、いいだろう」

『え』

相澤「なんだいらないのか」

『いります』

相澤「なら、その代わり」

『？』

相澤「明日から遅刻ギリギリに登校してくるな、昨日も一昨日も俺が教室まで歩いてるとき遠目でAが教室に入るの見えてんぞ」

『先生が教室入るまでセーフです』

相澤「バレてるからアウトだ」

『まぁサインくれるなら頑張ります』

相澤「おう、頑張れ」

そういうと相澤先生はポンと俺の頭に手を置いた

『…相澤先生って頭とか撫でるんですね、意外です』

相澤「！悪い無意識だった、嫌だったか？」

『いや別にそういうわけじゃないです』

相澤「そうか、ならいい早くいけもう遅刻だぞ」

『分かってます、相澤先生が教室入るまでセーフです』

といい俺は走って校舎に入った