浮気現場 ページ6
そのままずっと動けずにいた
時間が経つにつれあの二人の声は大きくなるばかり
もう聞いていられなかった
でもテヒョンとは別れたくないって思う私は
どれだけ呑気なんだろう
私がこのことを知らないフリをしていけば別れなくて済むのかな？
という悪い考えが浮かぶ
取り敢えずこの空間から抜け出したい
そう思い玄関へと歩み出すと
カチャ
その時リビングのドアが開く音がした
振り返ると
行為を終えたばかりという格好でテヒョンとあの女が出てきた
気づくと乾いたばかりの頬はまた濡れていく
TH「..っ..A..」
なにかに怯えたように言ってくる
ミア「テ、テヒョン..？この人は？」
TH「 彼女だよっ」
『彼女じゃないですよ』
ミア「えっ？」
TH「え？A？？」
何故だろう
さっきまで別れたくないって思ってたのに
彼女だって馴れ馴れしく言われたくなかった
『じゃあその人は誰？』
TH「僕達のメイク..」
『私っていう彼女が居るのにその人に手を出したの？』
TH「そっそれは..」
言葉をなくしたテヒョン
『じゃあもう私は要らないってことだね。じゃあねっ、』
TH「ちょっとまってよ！話を聞いて！」
ガチャ
テヒョンが腕を掴んで来たけど振り払って部屋を出た
思ったより彼の力は強くて腕がジンジンと痛む
彼はほとんど全裸状態だったから追ってくることも無かった
もうこれでいいのかな
『テヒョン...』
結局はまだ彼のことが忘れられなくて
廊下に出たあと蹲り泣いてしまった
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ももてて(プロフ) - hargleさん» 本当に嬉しいお言葉です！ありがとうございます！ (2020年5月11日 12時) (
レス) id: f1bb76fa83 (このIDを非表示/違反報告)
hargle(プロフ) - 続きが気になります！凄く面白いです！頑張って下さい！ (2020年5月7日 17時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももてて | 作成日時：2020年3月4日 18時
