倉庫 ページ17
.
TH「ははっ...」
呆れたように笑う彼
TH「何言ってんの？」
『..え？』
TH「やっと自分が本当に愛してる人がわかったって言うのに、、なんで僕の前から消えるの？」
何言ってるの、、
TH「僕がずっと最初から好きなのはAだけだよ」
そう言って付き合ってた頃と同じ笑顔を向けてくる
その大好きだった笑顔には嘘は見えない様に感じた
信じてもいの？、テヒョン
また貴方に期待してもいいってことなの？
『....』
ガチャン
私が彼の名前を呟こうとした瞬間倉庫の扉が開いた
私の上に覆いかぶさっていたテヒョンは顔を上げ停止している
...何？
TH「....ミア..」
ミア...？
その名前を聞いた瞬間体が強ばった
なんでその人が今ここにいるんだろう
なんでなの？
という視線をテヒョンに向けても私には見向きもしない
前ホテルで二人を見た時よりもずっと辛かった
なんでよ、、こっち見てよ
MA「...テヒョン、やっぱり..」
TH「ミア..!これはその違くて..」
テヒョン、私よりその子なんだね
知ってたよ
知ってたはずなのに
どうしてこんなにも貴方を求めているんだろう
なんで貴方が泣きそうなの？
辛いのは私なのに
MA「..ごめんなさい」
ミアさんって人は私に深く頭を下げていた
MA「全部私のせいです...Aさんが傷ついてること知っていたのにテヒョンt..」
『もういいよ、話さなくていい』
話を遮るようにミアさんの話を止めた
自分でもこんなに冷たい対応してた自分に驚いている
ミアさんは涙を溜めて立ち尽くしているまま
TH「A、ちょっと冷たいよ」
『テヒョン、さっきから何言ってるの？意味がわからない』
『浮気したあなたが悪いんだよ、そんなこと言う権利尚更無い』
溜まっていた感情がスラスラと言葉に変わって出ていた
私がそんなことを言うなんて思っていなかったであろう彼は俯いてしまった
何？私が悪いの？
どうして貴方が泣くの？話せなくなってるの？
『ねぇ、もう一切関わらないで、、』
TH「そんなの嫌、、Aと会えなくなるとか無理なんだけど..!」
精一杯の言葉を口にした途端彼が私にしがみついてきた
やめてよ
『やめてよ...』
TH「...え？」
『...やめて！！』
貴方と関わるだけで私が壊れてしまいそう
彼の手を解いて倉庫を飛び出した
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 269人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももてて(プロフ) - hargleさん» 本当に嬉しいお言葉です！ありがとうございます！ (2020年5月11日 12時) (
レス) id: f1bb76fa83 (このIDを非表示/違反報告)
hargle(プロフ) - 続きが気になります！凄く面白いです！頑張って下さい！ (2020年5月7日 17時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ももてて | 作成日時：2020年3月4日 18時
