ほんと、性格悪いよ。。あんた ページ16
レパ「動くな」
レパードの声
やっぱりこんな不十分な体調で作った壁なんてすぐ壊されるか
レパ「お前が忘れ物なんて珍しいな、パカ」
なんだ？忘れ物？
ラ「あれって、、指輪っスかね？」
指輪、、は！
俺は慌てて首元を触る
ない、、風呂以外で外したことないのに！
あのときか？それともあの時？
心当たりがありすぎる、、
レパ「パカ、お前がここから離れていいことは一つもない！そのことを証明してやろう」
「何を証明するって？クソジジイ！そんなもの証明して何になる！」
レパ「少なくても私の顧客が増えるな」
少し距離があって聞こえにくいが何かをしているのは確かだ
レパ「今から映像を流します。ゆっくり楽しんでくださいませ」
音が聞こえる
この声、、この音
『嫌だ！やめて！レパード！』
俺、、の・・・・声？
あぁ、そうだ
これは。。はじめて・・の
「やめろ。。。」
『イック・・イク！』
「やめてくれ」
動かない足なのにすごく震えている
『パパ〜だい。。ぁすき〜』
「お願いだ。。」
青かった顔がさらに青くなる
このビデオのせいでまた客が増えるのかな。。
『あ！ぁ・かぁさん。。たすけ！』
「ぁぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あぁあああぁぁぁ！！！！」
俺は座り込み耳をふさぐ
目は見えないがきっと、、
映像も映し出しているはずだ
そんなの
そんなことされたらみんなに触ることも、、会うことも
できないじゃないか
この時、俺の中で何かが切れた音が
ブッチ
聞こえた気がしたんだ。。。
「ラギー、みんなを連れて逃げろ」
今の俺にはそういうことしかできなかった
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作者名：ナイト | 作成日時：2020年8月23日 1時
