第八十三局 ページ45
環「それでは始めてくれ!!」
風「はい、環坊っちゃま」
俺と風間さんは向かいあい座る
周りには環や光、馨、鏡夜がいる
なんか手合いの時とはまた違った緊張だな
「お願いします」
風「お願い致します」
「置きますか?石」
風「いえ、大丈夫です」
あ、いいんだ
ガキに置かれたくないってか?
僻みな考え方してるなーって自分でも思う
環「石を置く??」
俺の言った意味がわからなかったのか
聞き返してくる環
まぁ、普通はわからないよな
「簡単に言うとハンデのことだね」
鏡「ほう、ハンデの心配をするとは
相当やりこんだのか??」
「さぁ?どうだろうね」
俺と風間さんは石を握る
結果は俺が先手、風間さんが後手だった
ーー
試合後
「「ありがとうございました」」
俺と風間さんはお辞儀をする
環「お、終わったのか??」
「うん、これが一連の流れ」
鏡「慣れるまでなかなか、かかりそうだな」
光「こんなの無理だってー」
馨「そうそう、綾人は頭いいからじゃん」
ハニ「ほんとだね〜」
藤「頭がこんがらがりそうですね」
崇「、、、」((コクッ
どうやら俺が囲碁をしている間にいなかったメンバーが揃ったようだった
風「それにしても凄いですね綾人坊っちゃまは」
「いえ、風間さんも十分強いですよ」
鏡「、、、風間。綾人の力量はどんな感じだ?」
風「まだ一度しか対局していないので分かりませんが、相当強いですね。プロを目指せるほどに」
「っ、お、教えて貰った人がとっても強い人だったからそれで自然に強くなっちゃったのかなー」((アハ
なーんて誤魔化し方しても意味ないんだろうな
特に、鏡夜は
環「そんなに強いのだな!よし!ホスト部全員で囲碁?を打てるようにするのだ!」
藤「そうですね、面白そうですし」
光「いいんじゃなーい?」
馨「ま、やれる所までって感じかな」
ハニ「頑張ろー!」((オー
崇「そうだな」
かくして、桜蘭高校ホスト部は
秋月綾人否、藤堂綾人が囲碁教室をするのだった
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作者名:ナイト | 作成日時:2019年10月3日 11時