第八十一局 ページ43
なまってるって言ってるのに、、、
ま、とりあえず
「じゃあ、4人同時にやりましょうか」
河合「おいおい、なまってるっていってなかったか??」
「俺、河合さんに負けたことないですよ?」
河合「そうだけどよ」
河合とその他のおば様おじ様達は準備を始めた
マスター「大丈夫なのかい?久々なんだろ?」
「久々って言っても俺ですから」
なーんてね
ちょっとカッコつけてみたけど
そこまで期待してないよ、自分に
「さて、じゃあ、やりましょうか」((ニコッ
俺は席に座った
その周りにはマスター、河合さん、おじさんおばさんがいる
楽しみだな
パチッ
俺は一手目を打つ
久しぶりの感覚に柄にもなく興奮を覚えた
あぁ、なんて、、、楽しいんだろう
この勝負
3戦すべて俺が勝つ結果となった
久しぶりに囲碁をできた喜びからか
ついつい力が入り、30分かからずに終わって
残りは指導碁をしていたおばさんだけだった
河合「くっそ、何が久々だ」
「あはは、感覚はなってませんでしたね」((ニコッ
河合「ケッ!」
マスター「まぁ、まぁ、河合さん落ち着いて」
おば2「それにしてもほんとに強いわねぇ〜」
「ありがとうございます」
河合「てめぇがプロになってたら自慢できたのによー」
「ごめんなさい、ちょっと諸事情で、、、」
マスター「プロは諦めても続けてくれてるだけで嬉しいよ。私たちは」
おじ「そうだな!ここにも来てくれたしのォ」
おば2「ほんとね〜」
ほのぼのな空気
桜蘭とはまた別の安心感だな
プルルルルップルルルルッ
「すいません、ちょっと、、、」
誰だろう?と携帯画面を見る
そこには我部長の名前が書かれていた
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作者名:ナイト | 作成日時:2019年10月3日 11時