検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:14,056 hit

第八十一局 ページ43

なまってるって言ってるのに、、、
ま、とりあえず

「じゃあ、4人同時にやりましょうか」

河合「おいおい、なまってるっていってなかったか??」

「俺、河合さんに負けたことないですよ?」

河合「そうだけどよ」

河合とその他のおば様おじ様達は準備を始めた

マスター「大丈夫なのかい?久々なんだろ?」

「久々って言っても俺ですから」

なーんてね
ちょっとカッコつけてみたけど
そこまで期待してないよ、自分に

「さて、じゃあ、やりましょうか」((ニコッ

俺は席に座った
その周りにはマスター、河合さん、おじさんおばさんがいる

楽しみだな

パチッ

俺は一手目を打つ
久しぶりの感覚に柄にもなく興奮を覚えた
あぁ、なんて、、、楽しいんだろう



この勝負
3戦すべて俺が勝つ結果となった
久しぶりに囲碁をできた喜びからか
ついつい力が入り、30分かからずに終わって
残りは指導碁をしていたおばさんだけだった

河合「くっそ、何が久々だ」

「あはは、感覚はなってませんでしたね」((ニコッ

河合「ケッ!」

マスター「まぁ、まぁ、河合さん落ち着いて」

おば2「それにしてもほんとに強いわねぇ〜」

「ありがとうございます」

河合「てめぇがプロになってたら自慢できたのによー」

「ごめんなさい、ちょっと諸事情で、、、」

マスター「プロは諦めても続けてくれてるだけで嬉しいよ。私たちは」

おじ「そうだな!ここにも来てくれたしのォ」

おば2「ほんとね〜」

ほのぼのな空気
桜蘭とはまた別の安心感だな

プルルルルップルルルルッ

「すいません、ちょっと、、、」

誰だろう?と携帯画面を見る
そこには我部長の名前が書かれていた

第八十二局→←第八十局



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナイト | 作成日時:2019年10月3日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。