第七十局 ページ32
第3音楽室
扉を開けるとそこは、、、弓道場でした
「ちょっと待って、なんでこんなに仕事早いの」
俺は渡された道着を着て鏡夜にたずねていた
いやいや、昨日までふつーにタイルだったじゃん
なんで和室とかあるわけ??
鏡「家(鳳財閥)の力だ」
パソコンを打ちながら言う鏡夜
「あー、うん。凄いよ、ほんと」
それだけ言うと俺はその辺にあった
弓と矢を持つ
その前のセリフが棒読みだったのは内緒
鏡「なんだ、できるのか」
「えぇ、日本を発つ前にある程度のことを叩き込まれたので」
鏡「それじゃあ、お手並み拝見かな?」
「そんな期待しないでください、、、」
的のある前に立つ
と言っても36mも離れている
久々にやるから感覚がなまっていそうだな
鏡「かけるか?」
「何をです?」
弓を構え、打つ準備をする
いつの間にか俺の周囲に人が集まっていた
まぁ、お嬢様だからあまりみないのかな?
鏡「当たるか、当たらないかだ」
「真ん中を、、、ですか?」
鏡「あぁ、そうだ。やってみるか??」
「えぇ、いいですよ」
俺は弓をめいいっぱい引く
もう手をなさせば、放てるくらいまで引く
鏡「俺は当たらないにかける」
「それじゃあ、俺は当たる、、、だね」
鏡「外れた方は皆に言っていない秘密をいうでどうだ??」
ピクっ
その言葉に少し反応する
鏡夜はどこまで知っている?
今は弓を、、、
「ふぅ、、、」
手を離す
スパッと音を立て、的に刺さる
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作者名:ナイト | 作成日時:2019年10月3日 11時