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第四十二局 ページ4

ガチャッ

大きな扉を開ける

「やっと見つけた、、、」

あれから20分
俺はこの家の中で迷っていたが今やっとエントランスに出ることが出来た

あ、そういえば零兄にメイドにいえって言われてたな、、、

「あの、」

メ3「はい」

「零兄に用が終わったというのを伝えてもらってもいいですか?」

メ3「かしこまりました、伝えて参ります」

そういうとメイドさんは階段を登って行った
2階に部屋があるんだろうな
てかこの家、、、階段すらでかいな

久々に泣いたからな、、、頭が痛い

コツコツ

階段の方をむくと零兄が降りてきていた

零「雅翔達もすぐ来るから先に行こうか」

「あ、はい」

俺と零兄は歩き出した
多分食堂に向かってるんだと思う
ついて行けば大丈夫だろ

ガチャッ

大きな扉をあける
中は装飾がすごい照明やらツボやら
本物の暖炉まである

すげーな

「うわぁ」

思わず出てしまった言葉
仕方ないと思う

零「あはは、驚いたか?」

「まぁ、一般人からしたら驚くよ、、、」

俺は至って正常だ

零「時期なれるさ、さぁこっちに」

というと零兄は椅子を引いてそこに座るように言った

「じ、自分で座れるよ?」

零「いいから」

少し恥ずかしいなと思いながらも俺は座る
凄いふかふかだな、この椅子

零「嫌いなものは?特にないか?」

「うん、大丈夫だよ」

零「そうか」

この後、俺は今までにないくらい美味しいものを食べた
毎日食べれるのかこれが、、と思いながら
雅兄と時雨と零兄と4人での晩餐を楽しんだ

ーー
ボスッ

「はぁ〜もうおなかいっぱい、動くのだるい〜」

結構食べたからなー
お腹がはち切れそうだ

テーブルマナー

父さんに教わっておいてよかった

「父さん、、か」

やっぱり俺はまだ、大人にはなりきれないんだな
すぐに寂しくなっちゃうな
母さんにも会えてないし

はぁ

「長いなぁ」((ボソッ

俺は目を閉じようとした

コンコン

部屋の扉をノックされる
誰だろ
時計を見るともう11時をまわっていた

雅「よ!夜遅く悪いな」

雅兄か

「どうしたの?なんかあった?」

雅「あぁ、違う違う。明日暇かなーってさ」

「暇っちゃ暇だけど」

雅「俺と一緒に稽古しないか?得意なんだろ?武道」

「うん、いいよ。俺も久々にやりたいから」

雅「よし、じゃあ決まりな!明日10時には出るからな」

「わかった!おやすみ!」

雅「おやすみ」

雅兄は帰って行った

「ちょっと楽しみかも」

ベットに入ると、すぐに眠ってしまった
楽しみだな

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作者名:ナイト | 作成日時:2019年10月3日 11時

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