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第六十九局 ページ30

環がいなくなってから鏡夜と2人で教室に向かう

「で、何か言いたかったんじゃないですか?」

ずっと見られていた
観察する、そんな感じにずっと
気づいてないと思っていたのか驚いた顔をする
が、すぐにいつもの顔に戻る

鏡「気づいていたのか」

「まぁ、人の視線には敏感なので」

これでも初めは警察官目指してたんだ
それが囲碁に変わってただの趣味のようなものになってしまったけど俺が身につけた数少ない特技である(実際めっちゃあります)

体が覚えているのは当たり前である
無意識にやってしまうのも仕方がない

鏡「なぜお前の経歴はあんなに綺麗なんだ?
まるで誰かが作ったように」

「さぁ?」

鏡「答える気がなくてもいい、そのうち分かるだろうからな」

「そうだね、そのうちわかるよ。きっと」

俺たちは教室に向かった
お互い腹の探り合いだな、、、
鏡夜の信頼は少しづつ獲得して行くしかないな

「あーあ、これから大変だな」((ボソッ

さて、今日も一日頑張るかな

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作者名:ナイト | 作成日時:2019年10月3日 11時

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