囲碁のプロを目指してた俺は大富豪に引き取られました (ページ21)

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第六十局ページ21

｢え？｣

その瞬間周りも静かになったがそれは少しだけだった
数秒もするとざわざわとしてくる
まぁ、その内容なんて

｢入られたら毎日指名してしまいますわ！｣やら
｢ぜひ入部して欲しいですね！｣などの声である
肝心な環さんはドヤ顔というかキラキラした顔でこちらを見ている
とりあえず鳳さんに助けを求めよう
こうやって聞いてくるってことは環さんはホスト部、そして鳳さんもホスト部それならきっと
止めてくれるはず！
そう思って鳳さんを見たけどニコッとされただけで何もしてくれなかった

､､､耐えろって意味なのだろうか
それとも環さんが飽きるまで待てってことなのかな。どうすればいいかな､､､

｢じゃあ､､､見学だけしてもいいですか？｣

環｢そうだな！いきなり入れというのも変かもしれないな！見学からで全然OKだ！｣

｢それじゃあ、放課後伺いますね｣((ニコッ

ホスト部か､､､
そういえばおばあちゃんは部活は自由にしていいって言ってたな
ほんとにいいのかな

とりあえずと、俺は授業を受けることにした
さして難しくない授業だったが
学校自体久しぶりだったため、真面目に聞いてしまった
結構楽しいものだな、学校って

ーー
俺はあれからしっかりと授業を受け
今は放課後
みな、図書室で勉強していたり
カフェテラスのようなところでお茶したりと
とても自由だった

環｢それではいくぞ！綾人くん！｣

｢そうですね｣

約束通り俺はホスト部の見学へ
鳳さんはその後ろについて一緒に来ている

｢鳳さんも同じクラスでしたね。というかなんでさっき助けてくれなかったんですか？｣

鏡｢えぇ、そうですね。環はあぁなると面倒なんでね、すみません｣((ニコッ

絶対悪いと思ってないでしょ

｢まぁ、いいですけどね！｣o(｀ω´*)o

鏡((クスクス

俺はぷりぷりしていたのが面白かったのかクスクスとわらいだす鳳さん

環｢なんだ、2人とも面識あったのだな｣

｢えぇ、見学に来た時に道に迷って道案内していただいたんですよ｣

環｢へー、それは良いことをしたな！鏡夜｣

鏡｢あぁ、そうだな｣
(まぁ、そのおかげで経歴を調べることになったんだがな)

この間、綾人と会った時に少し調べようと思った鏡夜、だが出てきたのはとても綺麗な経歴のみ
まるで作られたように綺麗だったそれは何一つ不審なところは見つからない
しいて言うなら本当はこの学年に所属する歳じゃないことくらいだな