能力者７ ページ10
夢穂side
夢穂｢、、、取り合いず手当たり次第に潰すしかないわね。｣
棗｢うっわ〜、無表情でスゲー事言ったな。｣
夢穂｢そう？｣
無表情だったかしら？
まぁ、そんなことはいいんだけど、、
夢穂｢どっから潰す？｣
棗｢潰すって、、まぁ、やっぱり、端から攻めるだろ｣
、、たまに凄くこいつが同学年じゃないんじゃないかって思っちゃう私は仕方ないことだと思う。
まぁ、でも、、
夢穂｢いいんじゃない？それで。｣
棗｢、、なぁ、今すげー失礼なこと考えなかったか？｣
夢穂｢まさか、｣
こういう所だけが勘がいいのよね、ほんと。
夢穂｢それじゃあ、早速明日から始めましょ。｣
棗｢あぁ、そうしよう。｣
夢穂・棗｢｢早く助けてやろう。｣｣
そう、、
手遅れになる前に、、、、
・・・
夢穂｢じゃあ、私帰る。｣
棗｢は？もう？飯食ってけよ。｣
夢穂｢迷惑でしょ？それに作るのあんたじゃないし｣
棗｢まぁな、姉貴が作るんだけどな｣
夢穂｢いいわよ、帰る。｣
棗｢そっ、じゃあ送る。｣
夢穂｢こんなに近いんだからいいわよ。｣
棗｢いや送る。｣
本当にこういう所変に頑固よね、、。
夢穂｢いいって言ってるでしょ。｣
私は立った。
棗｢あっ、お前そこ滑る！｣
その声の直後、、
ズルッ！！
どうやら私がたった場所が丁度滑るところだったらしい。なんでこのフローリング滑るのよ！
夢穂｢きゃっ！｣
ﾄﾞｻﾄﾞｻ
私は近くにあった棗の本棚も倒してしまったらしい。
迫ってくる本たち、、
目をつぶった。
ﾄﾞｻｯ
いった、、いけど、、私って、、本棚も倒したよね？
全然痛くない、、
棗｢いってぇ、、大丈夫か？｣
私に覆いかぶさるようにしている棗が私の目の前にいた。どうやら守ってくれたようだ。
夢穂｢あ、ありがと。｣
一応言っておこう。
棗｢怪我は？ないか？｣
夢穂｢まぁ、ないけど、、｣
棗｢そっか。｣
心配、、してくれた？
まさかね、、
そんなことを考えていた時、、
ガチャッ
棗姉｢すごい落としたけど大丈夫、、って、、何やってんの棗。｣
棗｢は？あ。｣
どうやらやっと今の状況に気づいたようだ。
棗姉｢あんた、、そんなに夢穂ちゃんのこと好きだったのー？｣((ﾆﾔﾆﾔ
棗｢はっ、ばっ！ちげぇーつの！／／／｣
そのど探さに紛れて私は棗の家を出た、
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作者名：ナイト | 作成日時：2016年12月7日 21時
