【能力者のいる世界】～牢屋から助け出すために～ (ページ16)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:1,903 hit

能力者１３ページ16

夢穂side

はぁ、全く､､､広くて困るわね

夢穂｢棗！風のとおりがそろそろ終わるわ
行き止まりに近いはずよ｣

私の能力『風』で辺りに風を起こし何があるか探っていた
まぁ、秘密の隠し部屋があるくらいしかわからなかったけど､､､

棗｢そうか！さんきゅ！｣

走りながら情報を棗に与える
この頭の中では今何が考えられているのだろうか

私にはわからない

まぁ、そんなのはどうでもいいけど

棗｢ここからいつでも戦えるようにしとけよ｣

Ｔの字の通路が現れたので棗は左右を確認しながら私に言った

夢穂｢わかってる､､､まってこっちの部屋､､､｣

棗｢どうかしたのか？｣

夢穂｢まずい､､､棗！早くこの中に入って！
中にいる子を助けるの！手遅れになっちゃう！｣

敵のアジトってことを忘れて私は叫ぶ

そんなの気になんてしてられない
だって､､､この部屋の中の子は

ガンッ！

棗はドアを蹴破った
開けて気づきそして､､､キレた

棗｢おい！てめぇら､､､ガキになんてことしてやがる｣

そこでは実験、恐らく電気の人体実験が
行われていた

棗｢おい、ﾀﾋぬ覚悟は出来てるか？｣

夢穂｢棗､､､落ち着いて｣

棗｢は？夢穂､､､お前もだろ？｣

口ではそう言うけど私も相当頭にきてる
なんなら能力だって使ってる
これは二人とも

棗｢穏やかじゃねーな｣((ｷﾞﾛｯ

男1｢ひっ！｣

男2｢こ、こいつ能力者だ！｣

棗の睨みに怯える人達

夢穂｢早くその子を解放して｣

男3｢するわけねぇーだろ、馬鹿か？｣

この中では多分いちばん強いであろうやつが話しかけてきた
すると棗は動いた

すごい速さで

棗｢悪いけど、ﾀﾋんでもらうぜ｣

ゴッ！

バタッ

棗はそいつを殴ってﾀﾋなせ､､､てはない
ただ気絶させただけ

私はその様子を確認し、あとの男達を風の力で
浮き上がらせた

夢穂｢寝てなさい、一生ね｣

酸素の量を調節し、残りのやつを気絶させる

夢穂｢落ちたわ｣

棗｢ん｣

私は腕を器具で固定されている子供の近くに行く

夢穂｢外せる？｣

棗｢やってみる｣

ググググ

バキッ

なんの能力を使わなくても馬鹿力なのね

さて､､､あとは

夢穂｢この子が起きてくれればいいんだけど､､､｣

私はこのこのデータを見に行った
そこには今までの実験の数々、手術の回数
何がダメでどこまでがいいのか

が書いてあった

私はそれを棗に渡し、燃やしてもらった

こんなもの､､､なくなればい