だから､､､､。 ページ32
太｢もう無理なんだ､､､｣
病室にはまた静かなときが流れる。
ヤ｢それって､､､お前が信じてないんだろ。
自分を信じてないやつが人のことを動かせるわけない！前は信じてただろ！信じるしかできなかっただろ！あまりに小さかった俺達にはそれしかできなかっただろ？それを､､､一番大事にしてたお前が､､､
お願いだから否定しないでくれ。｣
ヤマトは顔を伏せ太一の手を握った。
わかってた。
太一も頭ではわかっていたのだ。
でも､､､
太｢もう自信も何もなくなっちまったんだよ､､､｣
自分の存在意義
そんなものあるのか
太｢必要ないだろ､､､こんなやつ｣
もう何もかも忘れたい気分だった
ヤ｢そんな事言うなよ､そんな事､､言わないでくれよ
俺はお前が必要だからここにいるんだ。
お前とこれからも一緒にいたいから､､､心配だからここにいるんだ､､､。
だから､､､
だから､､､そんな悲しいこと､､､言わないでくれ。｣
太｢ｯ!!｣(今､､､そんなこと言われたら､､､)
ヤ｢泣いたっていいよ､太一｡
そのために俺がいる｡お前のことみんなに見えないようにしてやれる｡だから､､､泣けよ太一。｣
太｢ｯ!!､､､俺､､おれ！もうダメだと思った。
みんなの事が頭に浮かんでなんとなく自分の状況がわかった。だから諦めようって､､希望は持っちゃダメだって､､だんだん俺の体が､､､誰かにとられていくから。でも！でも､､､｣
ヤ｢うん｣
ヤマトは太一の話を黙って聞いている。
太一の顔は今にも泣き崩れそうな顔をしている。
太｢でも､､､光子郎や、ヒカリ､､､タケルにミミ。空にヤマト。受験が忙しいのに来てくれた丈､､､
皆の､､､声が聞こえたからもっと生きたいって､､､
そう思ったんだ､､､。｣
ヤ｢じゃあ、泣いてくれよ。俺の前で。
頼むから俺を､､俺達を信じてくれよ。｣
太｢ｯ!!､､ぅ。｣
ヤ｢な？前みたいにみんなで笑ってバカ騒ぎしようぜ。｣
太｢ぅ､､､ん。 ､､､うん。｣((泣
太一からは涙が流れていた。
とても大きな粒の雨が､､､
だが。
その泣き顔はとても綺麗でとても切ない顔をしていた。
空はもうすっかり暗くなっていた。
もう、太一が自信を無くすことはなくなった。
またみんなでバカ騒ぎしていたい。
そう思えたのだった。
________________________________
どもナイトです！
一個前の話を修正しました！
これからも宜しくお願いします！
できたらコメントもお願いします！
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ナイト(プロフ) - 過去4位ありがとうございます！ (2019年4月12日 12時) (
レス) id: ee916c42ae (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - まゆゆみさん» まゆゆみさん！ありがとうございます！ (2017年11月12日 20時) (レス) id: ee916c42ae (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆみ(プロフ) - ナイトくんこんばんは。お話拝見しました！とても読みやすくて面白い！！これからも更新頑張って下さい！ (2017年11月12日 18時) (レス) id: a59bbc50eb (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - 来夢さんありがとうございます！！ (2017年11月3日 16時) (レス) id: d6ad5a9936 (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - 面白いっすね！！頑張ってください！！ (2017年11月2日 23時) (レス) id: d6ad5a9936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイト | 作成日時：2016年11月11日 17時
