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01. ページ1

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深澤side









岩「やっべ」









楽屋で呑気にスマホをいじってたら、俺の隣で照の困った様な声が聞こえた。









深「どしたー?」




岩「……忘れ物したかも」




深「え、まじ?」









照は小さく頷くと、また鞄の中身を確認するも「まじ」とため息を吐く。





いや、さっきから隣でガサゴソしてんなーとは思ったけども。









深「ちなみになに忘れたの?」




岩「トレーニング用のシューズ。
この後ジム行く予定だから俺」









あーー、照のヤツ今日も行くんだ。









深「もう一旦家に帰ってからジム行けば?」




岩「それだと面倒じゃん。
仕方ねぇけど彼女が俺ん家にいるから連絡してみるわ」









俺が考えてる隙も与えないまま、照はスマホを取り出すと
その彼女って方に連絡をしはじめた。





ふーん、そっかそっか。
彼女ね、かのじょかの……









深「彼女!!?」




岩「うるせっ、
急に叫ぶなって…あっ」









照がしまった、という顔をしたけれど、俺は今それどころじゃない。





それと同時に楽屋にいた佐久間たちが「なになに?」「彼女?」ってわらわらと集まって来た。









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02.→



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作者名:羽毛. | 作成日時:2024年3月19日 14時

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