海が綺麗ですね ページ38
『親父……俺のSAN値がピンチです助けて』
吉良「猫草だけでそこまで落ち込むな」
『全力で落ち込むよ。しかも仗助達に取られたのがキツイ』
ソファーで仰向けになりクッションに顔を埋めながら猫草猫草と呟いていた
吉良「海は好きか？」
突然のこばに驚きはぁ？と変な声が出るが親父に視線を向けると至って真面目な質問をしていたようでなにか調子が狂う
『好きだけど』
吉良「行くぞ」
真面目に何考えてるんだこいつと思った。俺はこの時点でヘッドホンを外しておけばこれから起こる危険を回避出来たと後々後悔した
−−−−−−
−−−−
−−
『海ですね』
吉良「そうだな」
『……もうやだこの人、ツッコミが追いつかなくなってきた』←
夜の海は誰もいなくて俺と親父だけだった
波の音を聴きながら少ししゃがみこんで海を眺めた
『親父、なんで海に連れていってくれたの？』
吉良「好きだと言ったからだろ」
確かし好きだと言ったのは俺なのだが…確かに別荘地帯には近くに海があるとはいえなぜ連れて言ってくれたのかが分からないまるでなにか裏があるように………？
『親父まさかとは思うけどさっきの隠れ家に戻ったらなにかしろとか言わないよね』
吉良「察しがいいな。戻ったら少し…結構怪我をおってもらう」
『最低マジで最低じゃねぇか!!
なんで少しのとこ言い直した大怪我確定じゃねぇかバカ！！！！
なんで、怪我をおう必要があるんだよ!!』
吉良「その方が明日やる戦いには必要だ」
『本当に最悪だ』
吉良「暴言を吐きながら拒否はしないんだな」
『……拒否権がないだろ』
吉良「当たり前だ」←
一瞬もう夏なのに背筋が凍りそうだった。俺はヘッドホンを外しもっと波の音が鮮明に聞こえるようにした。ここまでヘッドホンを外さなかったのは必要がないからだ、仗助達はここにたどり着く必ず明日だから今日は最後の平穏なのだだから何も周りを気にしなくていい……
『親父』
吉良「なんだ」
『
親父は一瞬間があったがそうかと言った、優しい声だった嬉しそうだった……
吉良「暖かいですね……それで十分だろ」
『あぁ、十分すぎるくらいの褒め言葉だよ』
吉良「帰るぞ」
親父が歩き出したので俺も少し遅れてあとを追いかけた
暖かいですね＝貴方が隣にいてくれて幸せです
俺の方が言いたいよ。貴方に出会えて幸せです
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紫煙 - タタラさん» はい！吉良さんだけでなく他の部の人との会話が見てみたいので！無茶を言っているのはわかっているんですが気になってしまい、すみません 泣 (2020年2月24日 1時) (
レス) id: fe4f561d8e (このIDを非表示/違反報告)
タタラ(プロフ) - 紫煙さん» 返信が遅くなって申し訳ございません。諸事情により結構立て込んでおりました（泣）。混部ということは、荒木荘的なものですか？ (2020年2月9日 23時) (レス) id: 85f29202bb (このIDを非表示/違反報告)
紫煙 - 面白かったです！自分的に、悪役側の男主が好きなので、繰り返し読んでいます。それで、お願いなんですけど、このお話の混部に転生したお話を書いてくれませんか？お願いします。これからも応援しています。 (2020年2月4日 16時) (レス) id: fe4f561d8e (このIDを非表示/違反報告)
タタラ(プロフ) - 書き忘れましたが現在作者は体調不良＋面倒なこと課題が出てしまったのでちょっと更新が遅くなります（その分多めに投稿します。最終回までかけたらいいなと思います[願望]） (2018年11月27日 18時) (レス) id: c7e9c30ba2 (このIDを非表示/違反報告)
タタラ(プロフ) - コメントありがとうございます( 'ω')b全力で更新頑張ります[あと10話で終わるかこれ！！！！]← (2018年11月27日 10時) (レス) id: c7e9c30ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タタラ | 作成日時：2018年7月17日 0時
