これがやりたかっただけの回。←おい ページ43
南沢SIDE
誰もいない俺の部屋に、小鳥のさえずりが聞こえてきた。←なんかキザｗ((
カーテンから差し込む木漏れ日に目を向ける。
南「今・・・何時だ？」
枕元のスマホを開くと、午前９時を指していた。
ということは、もう遠足は始まっているだろう。
きっと、今頃皆バスに乗り込んでいるはずだ。
・・・一人を除いては。
ｶﾞﾁｬ
まだだるい頭でそんなことを考えていたら不意に部屋のドアが静かに開いた。
そう、七海だ。コイツが俺の看病をすると聞いたときは溜まったもんじゃなかった。
日常で一緒にいるだけでも危ないのに・・・。
兎に角、俺の心臓と理性がもつかどうかで心配だったのだ。←
七海「あ、起きてたんですね。朝ごはん作ってきましたよ。」
そう言って、ベッドの脇にある台に雑炊に近い色々と具の入ったお粥を置いた。
それまで、まだ何の音も出さなかった腹の虫が急に鳴り出した。
南「急に食欲出てきた。」
七海「昨日の夜から何も食べてませんもんね。」
そう言いながら小鉢にお粥をよそう七海。
コイツの作るものは何でも美味い。
俺が言うのだから間違いないだろう。←出たナルシｓ((
七海「はい。」
南「・・・・・・。」
差し出された小鉢を俺は受け取らなかった。
このまま自分で食うのもなんかアレだし・・・。←どれだよｗ
かと言って、食べさせてくれなんて甘え上手でもなければそんなギャップの欠片もない俺が言えるわけもなく・・・なんてことを、まだ回らない頭で考えていた。
七海「あ、もしかしてまだ手に力入りませんか？」
南「え・・・いや・・・。」
七海「それならそうと言ってくれればいいのに！！」
俺が黙っていたのをまだ手に力が入らないから器が持てないと勘違いした七海。
なんか・・・格好悪ぃ・・・・。←悩んだ結果ｗ
七海「はい。」
南「・・・は？」
七海「だから、口開けてください。」
何の躊躇もなく差し出されたスプーン。
それに乗ったお粥を呆然と眺めてから七海を見れば「早く！！」とせかされた。
取り敢えず言われるがままに口をあけたらスプーンを乱暴に突っ込まれた。
南「うっ・・・危うく吐き出すところだったじゃねぇか！！」
七海「日頃の仕返しですｗ」←
いたずらっ子のような笑みでそういう七海。
その後も食べさせてもらってお粥を感触した。
七海が食器を片付けると言ってドアを閉めたと同時に、俺はベッドに身を投げ打つようにしてうつぶせに倒れこんだ。
南沢のこういう姿を書きたかっただけの回。←おい→←わーにんぐ！！わーにんぐ！！
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サクラ(プロフ) - 三日月さん» 今まで応援してくださってありがとうございました！！サイトも頑張ります。 (2015年2月6日 22時) (
レス) id: 370e2a167d (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 残念ですが、仕方ないですね。受験頑張ってください！ サイトの方、楽しみにしております。 (2015年2月5日 18時) (レス) id: d5739be970 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - メルディーさん» 返信遅れてすみません(＞人＜;)ありがとうございます！頑張ります♪ (2014年6月16日 3時) (レス) id: ae9ef075ea (このIDを非表示/違反報告)
メルディー - 面白かったです！これからもがんばってください！応援しています！(^o^)/ (2014年5月29日 22時) (レス) id: 4bd8e38331 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 如月にゃんこさん» 終わったな・・・。← ありがとう！！・・・ありがとう！！← (2014年5月5日 7時) (レス) id: 370e2a167d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2014年4月5日 17時
