サッカーは笑顔でするのが一番楽しい！！ ページ32
「「「「「！？！？！？/？？？？？」」」」」
サッカー部の大半は何を言っているのか分からないという顔をしていた。
茜さんはというと目を見開いて固まってしまっている。
そんな各々の反応を見ながら、うちは話を続けた。
七海「その人は、いつもサッカー部のことを思って、皆の為に働いてきました。だから、皆の空気を壊したくなくて今まで一人で押さえ込んできたんです。」
浜「ちょ、ストップストップ！！」
速「な、何を言っているんですか・・・？」
うちの言っていることが理解できないと言っている浜野さん達。
でも、ここで言うことをやめるワケにはいかない。
うちが再度口を開こうとした時、浜野さん達を宥めてくれたのは意外な人物だった。
南「まぁまぁ、黙って聞いてやろうぜ？七海が意味もなくこんなこと言うワケないだろ。」
まさかの、ま・さ・か・の！！南沢さんだった。←「まさかの」強調しすぎｗ
「南沢さんが言うなら」と、口を閉じてくれた浜野さんと速水さん。
他の理解できていなかった人たちも、納得して話を聞いてくれた。
七海「その人が苦しんでいる現場を発見したうちは、咄嗟に声をかけました。でもその人は「大丈夫だから」と、いつものように笑って返してくれたんです。」
茜さんとの出来事を思い出しながら話す。
あの時の壊れそうな笑顔を思い出すと胸が張り裂けそうになった。
七海「うちは、その人の力になりたい。だって皆が笑ってこそのサッカー部じゃないですか。誰かが苦しんでいるのなら、その荷を少しでも多く背負ってあげたいんです。皆で支えてあげたいんです！！」
うちの力強い演説に、サッカー部の皆さんはそれぞれの解釈をしていた。
ただ一つ、皆同じなのは「笑顔でサッカーがしたい」ということ。
七海「だから・・・・・・もう、泣かなくていいんですよ。」
うちは、目から大粒の涙を零す茜さんをみて微笑みながら言った。
皆の視線が一斉に茜さんに注がれる。
葵「茜さん！？」
水「だだ、大丈夫か！？」
茜「うっ・・・うぅ・・・・。」
まともに返答ができないのか、しゃっくりをあげながらまた泣き出す茜さん。
うちは茜さんの傍に行き、背中をさすってあげた。
剣城さんがしてくれたように、優しく・・・。
七海「辛かったですよね、苦しかったですよね？もう、大丈夫ですよ。」
囁くようにそう言えば、茜さんはより一層泣き出してしまった。
ありゃりゃ、泣き止まそうとしたのに逆効果だったみたい；；
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サクラ(プロフ) - 三日月さん» 今まで応援してくださってありがとうございました！！サイトも頑張ります。 (2015年2月6日 22時) (
レス) id: 370e2a167d (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 残念ですが、仕方ないですね。受験頑張ってください！ サイトの方、楽しみにしております。 (2015年2月5日 18時) (レス) id: d5739be970 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - メルディーさん» 返信遅れてすみません(＞人＜;)ありがとうございます！頑張ります♪ (2014年6月16日 3時) (レス) id: ae9ef075ea (このIDを非表示/違反報告)
メルディー - 面白かったです！これからもがんばってください！応援しています！(^o^)/ (2014年5月29日 22時) (レス) id: 4bd8e38331 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 如月にゃんこさん» 終わったな・・・。← ありがとう！！・・・ありがとう！！← (2014年5月5日 7時) (レス) id: 370e2a167d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2014年4月5日 17時
