女の勘ならぬ、男の娘の勘も当たるようです。←え ページ30
シュウSIDE
七海「アームドッ！！！！」
さっきから何回もアームドって叫んでる七海。
けど化身が思うように体にフィットしてくれないのか失敗続きだった。
その所為もあってか少しピリピリしている。
いや、もっと別の理由がある気がする・・・。
シ「ねぇ。」
神「なんだ？」
シ「僕も七海にアームドの仕方教えてあげられないかな。」
神「そうか、シュウにアームドの仕方を教わったからな・・・いいだろう。あの時と同じように教えてあげてくれ。」
シ「うん。」
僕の提案は案外すんなり通った。
すぐに七海の元に駆け寄ると、まだ練習している七海に休憩するように言った。
案の定拒んだ七海。でも、今の状態ではアームドは難しいからと言うと言う事を聞いてくれた。
霧「じゃあ俺はちょっと自分の練習してくるよ。」
七海「はい、ありがとうございました。」
霧「シュウ、あとは頼んだぞ。」
シ「うん、分かった。」
2人になった僕と七海の間に沈黙が続く。
休憩している七海を横目で盗み見ると、あれだけ化身をだしていたのに汗一つ掻いていなかった。
やっぱりこの子にはサッカーの才能があるんだと改めて実感した。
シ「ねぇ、七海。」
七海「なんでしょうか？」
シ「眉間に皺寄ってるよ。」
七海「えっ！？」
さっきからかなり難しい顔をしていた七海。
その所為で自然と眉に力が入っていたようだ。
あたふたする七海を見て少し笑いながらでも真剣に聞いた。
シ「何かあったの？」
七海は唐突にされた質問の意図に困りながらも答えた。
『化身アームドが難しいんです。』って。
傍から見ればそういう風にしか見えないかもしれない。
でも僕もそこまでバカじゃない。
シ「そうじゃなくて、別の方。」
七海「っ！？！？」
自分のポーカーフェイスにかなりの自身があったのか見破られて目を見開いている七海。
(※自称ポーカーフェイスの神です。)←
別に確信があったわけじゃないけどそう思ったから言っただけ。
所謂勘だよ、勘。(←)でもその反応からするとあたってたみたいだね。
七海「・・・なんで分かったんですか？」
シ「七海のこといつも見てるから。」
サラッと恥ずかしいセリフを言ったら『そうですか。』って見事にスルーされた。((
僕の羞恥心を返してよね。←
まぁ、それほど思い詰めてるってことなんだろうけど。
それから、七海は言うか言うまいか少し戸惑った後
事柄をかいつまんで簡単に説明してくれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクラ(プロフ) - 三日月さん» 今まで応援してくださってありがとうございました！！サイトも頑張ります。 (2015年2月6日 22時) (
レス) id: 370e2a167d (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 残念ですが、仕方ないですね。受験頑張ってください！ サイトの方、楽しみにしております。 (2015年2月5日 18時) (レス) id: d5739be970 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - メルディーさん» 返信遅れてすみません(＞人＜;)ありがとうございます！頑張ります♪ (2014年6月16日 3時) (レス) id: ae9ef075ea (このIDを非表示/違反報告)
メルディー - 面白かったです！これからもがんばってください！応援しています！(^o^)/ (2014年5月29日 22時) (レス) id: 4bd8e38331 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 如月にゃんこさん» 終わったな・・・。← ありがとう！！・・・ありがとう！！← (2014年5月5日 7時) (レス) id: 370e2a167d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サクラ | 作成日時：2014年4月5日 17時
