4日目 桃色の鬼人 ページ6
受付員の静止の声も無視して外に出る。
早いこと装備品を見つけねば。
『(かなりでかい街だな・・・。)』
そんなことを考えていると見覚えのあるピンク色の髪が見えた。
?「あ!貴方何をしているんですか、病人なのですからベットにいてください。」
『あー・・・スタスタ(無視)』
?「無視はいけませんよ。さ、早く部屋へ帰ってください。」
そう言われた途端体が宙に浮く。
E.G.O装備もない今、こんなことされりゃあ何もできないわけで部屋まで戻らされました。
『・・・私は貴方のペット?を傷つけようとした悪い人ですよ?』
?「はい、そうですね。でも結果的に私は貴方に守られた、感謝する理由には十分です。」
『(めんど)それで貴方の名前は?』
シュ「自己紹介がまだでしたね。コホン はじめまして私はシュナと申します。」
『はじめまして私はセラと申します。それと、私の持っていた装備品はどこへ?』
シュ「あ・・・。」
シュ「す、すいません!貴方を連れてくる時急いでいて、えっと、その・・・。まだ森の中です。」
『大丈夫ですよ。取りに行けばいいですから。』
目の前で「うう」と声を上げている少女はシュナというそうだ。
見た感じクソきゅうりに刺されてなさそうだからよかった。
『じゃ取りに行ってきますね。』
シュ「え、まさか、その体で行くつもりですか?」
『そうだけど』
シュ「だめです!貴方はさっきまで毒に侵されていたんですよ!?」
『はぁ・・・。それで?』
シュ「・・・もし、リムル様がいなかったら死んでいたんですよ?無茶です!」
リムルって誰?
てかポーキュバスの針は即死級だけど死んでないから問題なし。
シュナさんが言っていることに嫌気がつきはじめた頃、ドアが鳴って男?の声が聞こえた。
?「すまない、シュナは居るか?」
シュ「はい、いますよ。お入りください。」
?「ああ、ありがとう。」
そう言って入ってきたのは中世的な男性だ。
誰?
リ「初めまして、俺はリムル。この国の盟主だ。よろしく。」
『めいしゅ・・・?』
“めいしゅ”ってなんだ?
『あの、シュナさん“めいしゅ”ってなんですか(小声)』
シュ「え?えーっと・・・盟主っていうのは国の王様って意味ですよ。(小声)」
『え?』
『・・・えぇ?』
リ「・・・俺なんか悪いことした?」
シュ「いや、驚いてるだけだと思います。」
・・・もう既に帰りたい。
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ぽぽ - 転スラ知らなかったから緑色の肌が裸の巣のせいだと思ってしまった…とても面白くてかっこいい物語だと思います。更新応援してます! (2023年4月29日 6時) (レス) @page19 id: 8fec33f08b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちまろ | 作成日時:2022年11月4日 20時