アブノマ収集日記 (ページ22)

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3日目　テレジアページ22

『ゴッッホエッホエッホ！！』
Kz「え、大丈夫？」
『･･･はい。』

びっくりして咳出たじゃん！
お前なんでいるんだよ！テレジア！！

そう、目に映った見覚えのある銀色それは･･･“テレジア”
アブノーマリティの一種で主な特徴はバレリーナの装飾だ。
なぜここにあるのか分からないし、危険すぎる。

『あの〜。あのオルゴールっていつここに？』
Kz「オルゴール？」

彼は私の言葉を聞くと不思議そうに頭を傾げた。

Kz「おかしいな、オルゴールなんて積んでなかったのに･･･。」
『それ私のです。』
Kz「ほんと？」
『はい』
Kz「んじゃ、はい。」

そう言ってクザンはテレジアを手渡してくれた。

Kz「あ、ついでにこれも。」

ダ・カーポも持ってきた。
私の目が死んだことは言うまでもない。

▲▽▲▽▲▽

『さて、どうするか。』

テレジアを持ってきたものの、ここからどうしよう。
まず、ツール型がコッチにきていることすら予想外なんだが？？

･･･まぁ、殴れば壊れるか(脳筋)

ー破壊中ー

『硬すぎだろっ！！』

さっきから何回も切りつけたり、叩きつけたりしてるのに壊れやしない！！
さて、どうしたもんか。

いっそのこと限界まで使ってみる？

『でもそれじゃあ、自分もパニクルよな。』

･･････いや、一回やって(パニックになって)見るか。
森では、少しだけだけど記憶がある。あれで死んでないんだったらいけるんじゃないのか？

私は静かにネジを回した。

〜〜〜♪

力が湧いてくる。
酷く落ち着くオルゴールを聴いている。

･･･もうそろそろ30秒だ。

〜〜・〜〜･･･〜♪

途切れ途切れの音が酷く恐ろしい。

怖い。
怖い。
怖い。

お願いだ。一人にしないで。
気づいたら私は私の首を折っていた。

グギィ･･･ﾐﾁﾐﾁ、ブツンッ