アブノマ収集日記 (ページ14)

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12日目　ソウエイ救出大作戦　後編　ページ14

死体を横目に、ソウエイさんとコギトを持って行った敵会社員を探す。

リ「酷いな･･･。」
べ「そうですね。本当にこれを蒼影が？」

この人ら凄いなこんな光景見てもなんともなさそうだ。
しばらく捜索すると、敵会社員の服を着た男が倒れているのを見つけた。
身体中細かな傷があり、所々肉が無い。

『(相手は糸を使う。用心しないと。)』

見えない攻撃、これが一番怖い。
歌う機械とか女王蜂とかな！

『(あ、階段)』

なんてこと考えながら捜索していたら二回へと上がる階段を見つけた。
すぐさま二人を呼び、二階へと足を進める。

『ここから先、私が死んだ場合ほって置いて戦闘に集中してください。』
リ「え、なんでそんなこt『それとソウエイさんを殺す時は私の持っている鎌とボトルを使ってください
　い』(被せられた･･･)」

いつでも戦闘になっていいように鎌を構える。
二人も準備は大丈夫そうだ。

『･･･』コツコツ

階段を登る音だけが響く。
多分2階のドアから1mぐらい離れたところ。
そこで私の体はバラバラになった。

リムル視点ー

心配だ。
ここに来てから、何故かずっと胸騒ぎがする。

今、自分の前にいるセラさんが一番前だ、蒼影は気配隠蔽がうまい。
万が一近づくまで気づかなかったら、俺はスライムだから平気だけど･･･セラさんは。

リ「(なぁ智慧之王、これって俺が一番前の方がいいよな？)」
智:そうした方が全体の死亡率は約20,5%減少します。

その回答を聞き、突撃する前に先頭を変わろうかと肩に手を置こうとした瞬間。
セラさんは目の前でバラバラになった。
自身の手を見ると、手首ほどまでなくなって床に残骸が落ちている。

正直、いきなりのことで混乱したが“ソウエイがした”これだけは分かった。

リ「ベニマル。今からお前は俺の後ろから離れるな。」
べ「リムル様どうかしましッ･･･。」

流石に慣れている紅丸でもキツイか。
セラさんの持っている鎌とボトルを拾う。
不思議なことにこの二つは全く傷ついてない。

奥に進む。暴食之王で糸を食い進む。何故か新しいスキル“蒼糸”を手に入れた。

リムル視点終了ー