アブノマ収集日記 (ページ13)

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11日目　ソウエイ救出大作戦　中編ページ13

お風呂入ってスッキリ、朝が来ました。

『陽が眩しい』

あ、勾玉の方じゃないからね？
とまぁ、ソウエイさんをボッコボッコにするためにがんばろー(棒)

ーテンペスト連邦王国-門前

『おはようございます。』
リ「ああ、おはよう。」
シュ「おはよう御座います。」
シ「ええ！おはようございます！」
べ「おはよう、今日はよろしく頼む。」
ハ「おはようございます。」

わぁ、個性豊かな人たちだな。
挨拶もそこそこに、めいしゅ様に続き森を進む。

何故、めいしゅ様かって？
それは昨日____。

昨日ー

ト「リムル様、少しよろしいでしょうか？」
リ「トレイニーさん！？な、なんで急に･･･。」
ト「少しお願いしたいことがありまして。」
ト「それが･･･。」

回想終わりー

と、いう風にトレイニーさんとやらが尋ねて来てソウエイさんに似た人が森を荒らしているから、確かめてほしいと言われたらしい。

しかもこの最近見知らぬ男が森を出入りしているとも報告があったらしい。

『(100%会社に侵入したやつやじゃん。)』

一番後ろを歩きながら、「ソウエイが帰って来たら覚悟しろよ･･･。」と、呟いているベニマルさんの一人ごとを聞いている。

ジュラの森-深部ー

リ「ここだな･･･。」
シュ「ここですね」
シ「さぁ！リムル様、行きましょう！」
べ・ハ「･･････。」

『あーー･･･。』

そこにあったのは、見るからに分かる大きな鉄の建造物。
スゥー⤴︎ 見たことあるーーーー！！元の世界で、見たことある〜！
そう、それは。元の世界で見た研究所、まさかここに来て1日でここまでするとは。

リ「とりあえず、入るぞ。」
『(･･･でもこの感じ、もう無理そうだけどな。)』

不自然な静けさ、この鼻につく嫌な匂い、これは･･･もう無理だろうな。

『(汚ったね)』

中に入ると、案の定。血まみれ死体まみれ、あそこで嫌というほど匂った匂い。
何度も見て来たからかもう慣れた。

シュ「ヒッ･･･！」
リ「朱菜、紫苑。お前たちは外で誰か来ないか見張って置いてくれ。」
シ「リムル様！私は平気です！」
リ「念のためだ。お願いできるか？」
シ「･･･分かりました。なんせ私はリムル様の秘書ですから！」

女性二人は外で誰か来ないか警備をするらしい。
まぁこの情景は流石にきついよね。

『先に進みましょう。』
リ「この死体はどうするんだ？」
『ほっておけばいいでしょう。どうせ悪人です。』
リ「･･･分かった。」

少し悩んだが、了承してくれた。