どうぞ、お姫様！あなたをお迎えにあがりました！

来年も一緒に ページ43

♪デリエリ【イルミネーション】


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今年こそは、そう彼女は心に決める。

彼女の目線の先にはデリエリが。









A「デ、デリエリ！｣


デリエ「ケツから言うぞ。なんだ｣


A「その･････一緒にイルミネーション見に行かない？｣


デリエ「はぁ･････またその話か？去年も言ったが行かない。ケツから言うと人混みは嫌い。｣









呆れたような顔をするデリエリの言葉に彼女は一度言葉をつまらせるが、首をおもいっきり横に降りマイナス思考を退ける。

そしてデリエリの手を思いっきり握りしめた。









A「騙されたと思って、一度で良いから！ね？！絶対楽しいから！｣


デリエ「･････あー、もうしつこい。ケツ言うとめんどくさいけど行けば良いんだろ？｣









すごく嫌そうな顔をしながら言うデリエリにAはパァと効果音がつきそうな程の笑顔を見せる。

こうしてAとデリエリのイルミネーション旅がはじまったのだ。









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まず一番最初に来たのはリオネス街。

城に近いそこのイルミネーションは派手でかつ目立つものだった。

デリエリはあまりの綺麗さにボーっとイルミネーションの光を眺める。

隣にいたAは近くの屋台でりんご飴を二つ買い、ひとつをデリエリに手渡す。









A「綺麗でしょう？｣


デリエ「･････あぁ、綺麗だ。｣









二人でりんご飴を食べながらイルミネーションを見る。

すると突然Aがデリエリの手を取って走り出した。

慌てたようにデリエリもついて行く。


向かう場所は───。

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あずきいろ

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X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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エスタロッサに雑巾を投げつける

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