髪よりも大事な人 ページ14
♪メリオダス【ヤンデレ】
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A「メリオダス。」
メリオ「!あ・・・・・A・・・・・」
メリオダスはAに声をかけられ、読んでいた本を閉じた。
メリオダスの瞳には僅かに恐怖が写ってる。
A「ねぇ、メリオダス。私言ったよね?エリーと話さないでって。メリオダスは私と付き合ってるんだから、エリーと話す暇があるなら私と一緒にいようって・・・・・この前言ったばっかりだよね?」
メリオ「それは・・・・・」
A「言い訳するの?言い訳するほどエリーが好きなの?そうなんだね?」
メリオ「ちょ、人の話聞けって!」
間を開けずにそう問い詰めるAの瞳は黒く濁っていた。
メリオダスは慌てたように否定する。
そんなメリオダスをAは恐ろしく冷たい目で見つめた。
メリオ「第一、エリザベスと俺はそう言う関係じゃないし、話しているのも必要最低限のことだけだ。俺はちゃんとAに言われたこと守ってるだろ。」
A「へぇ、それ本当に?」
メリオ「本当だ。」
メリオダスの肯定する返事にAは先程とはうって変わってパッと笑顔を見せる。
そしてメリオダスに向けて鋏を突き出した。
メリオ「?!」
少しでも動いたら目に刺さってしまうような距離にメリオダスは目を見開く。
Aは笑顔のまま続ける。
A「あのね、私もう言葉だけじゃ信じられないの。だから行動で示して。」
メリオ「こ、行動?」
A「うん。私が昔から髪を命より大事にしているの知ってるよね。もちろん、その理由も。」
メリオ「あ、あぁ。知ってる。Aは俺に褒められた髪の毛が自慢なんだろう?」
A「ふふ、そうだよ。けど私、正直髪よりもメリオダスの方が大事なんだ・・・・・。だからメリオダスが褒めてくれたこの髪をメリオダスが切ってよ。」
とんでもないことを言うAにメリオダスは驚いたような顔をした。
Aは笑顔のまま、メリオダスを見つめた。
A「やってくれるよね。」
もはや疑問符のない言い方にメリオダスは戸惑う。
ここで断れば間違いなく目の前の鋏は自身の目を貫くだろう。
だからと言って本人の意思であってもAの綺麗な髪の毛を切るのは抵抗があった。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
今日するといいことは?
エスタロッサに雑巾を投げつける
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M・Mっち - ゆっくりにゃにゃさん» 了解しました! (2020年2月28日 12時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりにゃにゃ(プロフ) - チャンドラーの狂愛お願いします (2020年2月25日 15時) (レス) id: df89433866 (このIDを非表示/違反報告)
M・Mっち - グロキシニア様が大好きな人さん» リクエストがあれば入れます! (2020年2月25日 15時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
グロキシニア様が大好きな人 - グロキシニアのストーリーもっと入れてほしいです (2020年2月23日 16時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
M・Mっち - 他のキャラクターを登場というよりは他のキャラをモチーフにした主人公って感じです。でも、確かによく思われない方もいると思います。ご指摘ありがとうございました。 (2020年2月1日 10時) (レス) id: 7772235594 (このIDを非表示/違反報告)
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