第7話 ページ9
貴方｢えっと、これを理事長先生にお願いします。｣
大きな封筒を先輩に手渡す。
草｢あぁ。｣
下｢ところで、他の生徒会メンバーは？｣
貴方｢えっと…今日は二人とも用事がありまして…｣
下｢そうなんですか〜。｣
阿古哉君から突き刺すような視線を感じる。と言うより、目が怖い。
有｢合併って6月から、つまり、ちょうど来月からって事だよね。生徒会や部活はどうなるんだろう。｣
貴方｢あっ、それならこの書類に…｣
今日、理事長が私に作ってくれた書類を出す。
貴方｢『生徒会、風紀委員会に関しては、現生徒会員が選出する。会長は、草津 又は 道後が務めること。人数は4、5人とする。部活に関しては、同じ活動をする部活は合体すること。活動場所等は、生徒会より報告。』…だそうです。｣
有｢じゃあ、会長はここで決めた方がいいみたいだね。錦史郎、Aちゃんはどう…｣
貴方｢私が降ります！｣
もともと、2年生の私が会長だなんておかしいもん！
すると、三人とも驚いたような顔をしてこっちを見た。
草｢私は構わないが…｣
有｢君のことだから自分がやると言い出すと思ったんだけど？｣
貴方｢いえ、私は風紀委員長でもありますし、誰か一人生徒会から降りないといけないので…｣
阿古哉君は持っていたティーカップを机に置いた。
下｢もしかして、君が生徒会を降りるつもりなの？｣
貴方｢そのつもりだけど…？｣
そう言うと、阿古哉君はさっと立って、私の後ろに回り込んだ。
下｢賛成したくないんだけど… 僕は美しいもの以外は見たくないからね。｣
chu…
耳元で囁いて、私の髪をすくって軽口づけた。
貴方｢えっ…あ、あの…？｣
突然の事で、何が起こったかわからなかったけど、急にに体温があがっていく。
草「っ…阿古哉、席に着け。」
下「何ですか会長、すごく怖い顔してますよ。有馬さんも。」
見ると先輩たちは思いっきり阿古哉君を睨みつけていた。阿古哉君は気にしてないみたいだけど…
有「とりあえず席に着こうか、阿古哉。」
下「は〜い。」
それより、今さっきのはどういう意味だったんだろう。
瑚野上先輩も畠中先輩も美人で頭いいし、私が会長じゃなかったら仕事も完璧だと思うけど…
有「詳しくは全員集まってからにしようか。他にもする事は沢山あるみたいだし。」
貴方「そうですね。」
ということで、お互いの行事や部活の資料を見ることになったのだ。
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ミント(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2015年9月5日 18時) (携帯から) (
レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
レモンバーム(プロフ) - 大丈夫ですよ！楽しみに待ってます！ (2015年8月27日 22時) (レス) id: edb999cd4f (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - 皆様すみません！タブレットを没収されてしまって… ガラケーで書くのですが、文字数の関係で、話の変なところで切れてしまうのですが、それでも読んでくださる方はコメント、評価をお願いします。 (2015年8月27日 16時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - レモンバームさん» ありがとうございます！ 来週もまた更新できるように頑張ります！ (2015年8月23日 22時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
レモンバーム(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2015年8月23日 22時) (レス) id: edb999cd4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Seira | 作成日時：2015年8月11日 18時
