第6話 ページ8
〜有馬side〜
眉女校との合併の話を聞いて、生徒会室に戻るところだった。
錦史郎も阿古哉もどことなく不機嫌で。
眉女校の生徒って高圧的って有名だからなぁ。これから来る生徒会長は一体どんな人なんだろうか。
外の木がガサガサっと不自然に揺れる。よく見ると木の裏側に人が隠れているよようだ。
またマスコミ研究部の奴らかな?
有「ねぇ、君。何しているの?」
人影はビクッと動いてこっちを見る。
えっ…
貴方「あはは…」
振り返ったのは真っ白な制服に身を包んだどこかで見たことのある女の子だった。
そして、幼い頃の記憶が蘇る。
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執事「こちらは、有馬家の長男。燻様でございます。短い間ですが仲良くしてあげて下さいませ。」
有「よろしく。」
どうせ上辺だけの挨拶。人ってなんてめんどくさい生き物なんだろう。
執事「錦史郎様、熱史様、A様…あれ?A様は?」
貴方「ここだよ〜」
声が聞こえたのは木の上。見ると、同じ歳ぐらいの女の子が木の上に立っていた。
執事「いけません!お嬢様。怪我をしてしまいます!」
貴方「子供は元気なのが一番! よっ、、、と」
その子は勢いよく木の上から自分の目の前に飛び降りた。
熱史「あ、相変わらずだね…」
草「気をつけてよ!」
二人の言葉を気にしてないかのように、その子はにっこり笑った。
貴方「大丈夫、大丈夫。初めまして!道後 Aです!よろしく!」
すると、目の前の三人は、お互いに目を合わせると、
三人「一緒に遊ぼう!」
と手を差しのべた。
その時の笑顔は忘れられない。人はこんなにも輝けるんだと知ったから。
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何故彼女がここに?
貴方「錦ちゃん、いぶちゃん、阿古哉君!」
阿古哉とも知り合い?
高校最後の一年。とんでもないことに巻き込まれたような気がした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーアイテム
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ミント(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい! (2015年9月5日 18時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
レモンバーム(プロフ) - 大丈夫ですよ!楽しみに待ってます! (2015年8月27日 22時) (レス) id: edb999cd4f (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - 皆様すみません!タブレットを没収されてしまって… ガラケーで書くのですが、文字数の関係で、話の変なところで切れてしまうのですが、それでも読んでくださる方はコメント、評価をお願いします。 (2015年8月27日 16時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - レモンバームさん» ありがとうございます! 来週もまた更新できるように頑張ります! (2015年8月23日 22時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
レモンバーム(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張って下さい! (2015年8月23日 22時) (レス) id: edb999cd4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Seira | 作成日時:2015年8月11日 18時