第9話 ページ11
昨日の話をするために、昼休みに私は3年生の教室に来た。
貴方「瑚野上先輩、畠中先輩!」
先輩達は私を無視して話をしている。
予想通り…
しょうがない。
貴方「先輩!理事長からのお知らせが…」
今さっきの3倍の声量で先輩達を呼んだ。これなら無視出来ない。
すると、諦めたような顔でこっちを見た。
瑚野上「はぁ、わかりましたよ…」
畠中「生徒会室行くから、この紅茶いれといて。」
貴方「わかりました。」
急いで紅茶をいれる準備をする。
そういえば、昨日いれて貰った紅茶美味しかったなぁ…
コンコンとドアをノックする音が聞こえた。
瑚野上「来たわよ。」
畠中「話って?」
貴方「あ、はい。」
〜説明中〜
瑚野上「はーっ、男子校と合併!?」
瑚野上先輩は机に手を叩きつけて立ち上がった。
やっぱり嫌なのかな?
畠中「何で私達も連れて行ってくれなかったの?」
えっ…?
瑚野上「どうせ男子に色目使ってたんでしょ。」
貴方「そんなんじゃありません。」
そんなことありません。
と言おうとした時
畠中「誰かが生徒会降りるって話、あなたいいよね。」
と先輩に遮られてしまった。
瑚野上「嫌って言っても無駄だから。」
先輩の顔を見ると何も訂正出来なかった。
何でそこまで怖い顔をしているのだろう。
畠中「今日、貴方は風紀委員会でしょ。私達で話進めとくから。」
貴方「よろしくお願いします…」
先輩達、私がいなかったら多分大丈夫だし…
そう思っていると、先輩達は紅茶も飲まず生徒会室から去ってしまった。
紅茶、もったいないから貰おう。
瑚野上先輩と畠中先輩は、私が入学直後には何をやらせても超一流と言われていた。
しかも美人で家柄もいい。文句なしの人だったと思う。
生徒会長だって先輩のどちらかがなるものだと思っていた。
でも、私が生徒会長に当選した日、急に先輩達の悪い噂を聞くようになった。
美女コンテストでいつも上位なのは、自分の家を後ろ楯に脅しているとか、他校の不良とつるんでいるとか、
実際、現在も美女コンテストで上位をとっているし、疑いたくないんだけど…
でも、この学校をより良くしようと思っているなら、別にそうでも構わない。
私は悪く言われても、この学校だけは自分達で築いていきたい。
それだけだから…
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ミント(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい! (2015年9月5日 18時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
レモンバーム(プロフ) - 大丈夫ですよ!楽しみに待ってます! (2015年8月27日 22時) (レス) id: edb999cd4f (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - 皆様すみません!タブレットを没収されてしまって… ガラケーで書くのですが、文字数の関係で、話の変なところで切れてしまうのですが、それでも読んでくださる方はコメント、評価をお願いします。 (2015年8月27日 16時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - レモンバームさん» ありがとうございます! 来週もまた更新できるように頑張ります! (2015年8月23日 22時) (携帯から) (レス) id: e7f732f6bb (このIDを非表示/違反報告)
レモンバーム(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張って下さい! (2015年8月23日 22時) (レス) id: edb999cd4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Seira | 作成日時:2015年8月11日 18時