1現代 ページ2
いつもと変わらない風景。
私はもう何年もここに居る。
ベッドの周りに散らばった服、天井の大きなシャンデリア、乱れた白いシーツ。
大きなベッドに座って私は彼を待っていた。
『まだかなぁ・・・』
そう言うと足音が聞こえて始めた。
｢ただいま。｣
『おかえりなさい！！』
私は彼の元へ走って行った。
お風呂上がりの彼の髪はまだ濡れていた。
『もう、ちゃんと拭かないとダメでしょ？？』
｢あぁ、悪ぃ｣
私は彼が手に持っていたタオルをとって頭を拭いた。
今でも昔と変わらない白いツヤツヤした髪が私は好きだ。
｢大人しくしてた？｣
『勿論！！もう、寂しかったんだから〜』
私が彼にハグをすると、彼は私の足を持って私を抱かあげた。
それからベッドに優しくおろしてくれた。
｢じゃぁ、今夜は沢山甘やかさないとな｣
『！うん！！』
彼は私を膝の上にのせた。
それから甘ったるいキスをしてきた。
『んん・・・』
｢もっと刺激が強いのが良い？？｣
コクリと頷くと彼は私の腰を持って上半身を前後に動かしてきた。
『・・・あぅっ・・・』
思わず変な声が出てしまった。
｢A凄く可愛いよ♡
大好き、愛してる♡｣
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ万次郎
『私もだよ、イザナ♡』
｢・・・知ってる。｣
そう言うとベッドに押し倒してきた。
｢今日は手加減すんの多分無理｣
『うん、いいよ。』
すると彼は私の首に噛み付いてきた。
続く (更新停止中)
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作者名：野苺 | 作成日時：2021年10月2日 15時
