ぽんこつアイドル通ります 2 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:50,983 hit

44 JHside ページ6

SG「わぁぁあ！MV出ましたよ！」

朝からスングァンがうるさい。いやいつもうるさいんだけども。

HS「今更かよースングァン」

ホシがドヤ顔をして

HS「俺は昨日の夜にちゃんと見たけど？？ほんとにファンかよー！」

それを聞いたスングァンは悔しそうにしている。いや子供かよ。

JS「ハニは見た？unisさんの新曲」

ジスはなんとなくこの前あったことを察しているんだと思う。俺がStellarさんのことを気に食わないことも。

「別に俺は興味ないから」

突き放すと眉毛を八の字にして少しわらった。

JS「無理にとは言わないけど、俺は参考になったし尊敬したよ」

たしかに少し気になってる自分はいるけれど、プライドがある。

メンバーに囲まれたあいつを思いだして少し苛立った。
頭に入ってくるなよ。

SC「へぇ、イメージと違ったわ。日本のアイドルって聞いたからもっと女の子らしいのかと」

スンチョルがそうつぶやくとスングァンがすごい勢いで突っ込んだ。

SG「ちがいますよ！ヒョン！unisはガールズクラッシュなんです！でも女性らしさが残ったグループなんですよ」

鼻息があらい。興奮すんなよ。

MH「表情管理上手だね。Stellarさんだっけ？」

SG「そうなんです！もう演技が上手くて上手くて…引き込まれるんです」

HS「ダンスの技術も上がったよなー。普通に上手い」

そんな話なんか聞きたくなくて、あいつの泣きそうになりながら見ててくださいと言い張った顔を思い出して嫌になる。

ワイワイ騒いでいるリビングを後にした。