次の戦い ページ10
ユウト「………。あれ…」
？？？「…お前」
ユウト「！！アンタは…」
？？？「お前は、条件を満たした。
……忘れるな。人の温もりを」
ユウト「………。偉そうに。でも…」
アイツのことは、忘れられないな
瑠璃川ユウト 脱出
…真っ暗…
…怖い。
そう思って、近くにいる人にくっついてしまった
その人は…
オサム「…っと、大丈夫ですか？」
………わぁ
サラ「…先生」
オサム「へ」
サラ「…やっぱり、忘れてる。
…オサム先生」
アハハハ♪
アハハハハ♪
声が、聞こえた。
明かりがつくと、監獄の部屋。
中央に、ユウヤと、書かれたマネキンがある。
僕はユウヤ…
みんなに嫌われた子…
皆にいらないって言われた子…♪
アハハハハ♪
アハハハハ♪
…そうして、動かなくなった。
皆、唖然としている
リツ「きもちわりー…」
アオリ「何なのかしら、あれ…」
サラ「…やっぱり…そうだ……そうか…
あの事件…」
コウ「なにか知っているのか？サラ」
サラ「……ユウヤ…あの、相田ユウヤ…って子は、
……私の、親友…」
全員「！？！？」
サトル「し…親友…？」
サラ「……も、なくな…た…こで…
わた……た、け……らなか……だ…」
ぐわん、と頭が揺れて、
その場に倒れ込んでしまった
サトル「サラちゃん！」
チエ「サラさん！」
オサム(……そうだ…忘れていた…
私は…ユウヤくんを殺し………
サラさんを……絶望に追い込んだ…)
ショウマ「…………」
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作者名：ライグリール | 作成日時：2024年2月22日 17時
